三芝百景　三里塚現地日誌　2016
　２月２３日（火）〜３月７日（月）

●三里塚闘争支援連絡会議は、東京・上野で市東さんの最高裁緊急５万人署名に取り組み60筆の協力を得た。（24日）
●国交省成田空港事務所は、成田空港4000㍍滑走路直下の私道で、氷塊の落下があったことを発表した。（24日）
●千葉県が昨年夏に、成田空港利用客の呼び込みによる観光促進を狙って期間限定で行った、館山市、鴨川市などへの無料バス運行が、利用客低迷で失敗したことが分かった。（25日）
●国交省や首都圏の自治体などが作る協議会は、「首都圏広域地方計画」をまとめ、その中に、成田空港近辺の卸売市場を輸出拠点にする内容を盛り込んだ。（25日）
●市東さんの耕作権裁判に反対同盟、支援が取り組んだ。千葉地裁民事第２部（岸日出夫裁判長）で行われた法廷では、ＮＡＡ側から出された主張に対する市東さん側の反論の３回目が行われ、「信義則違反」「文書偽造」について追及した。弁論終了後、千葉市繁華街で市東さん署名を行った。（29日＝2面に記事）

●千葉地裁民事第３部（阪本勝裁判長）で団結街道裁判が開かれ、反対同盟・支援が弁論闘争に参加した。法廷では、鹿子木（かのこぎ）康裁判長から阪本裁判長に変わったことに伴う市東さん側の更新意見陳述が行われた。（１日＝写真＝2面に記事）
●アメリカで航空大手による寡占化が進み、運賃が高止まりしている実態が報道された。（１日）
●安倍政権は国家戦略特区諮問会議を開き、特区での企業の農地所有を条件付きで認める特例措置を決定した。想定されているのは兵庫県養父市の特区。（２日）
●２月18日に決着した日米航空交渉をめぐって、羽田の昼の国際線が増加されることが決まったが、それによる「成田空港の地盤沈下懸念」が報道された。「深夜制限緩和、再び前面に」と、空港24時間化の動きにも言及している。（３日）