三芝百景　三里塚現地日誌　2016
　２月16日（火）～２月22日（月）

●「成田第３滑走路実現を目指す有志の会」が黒野匡彦元ＮＡＡ社長を呼んだ「新春講演会」に対して、反対同盟と支援連は宣伝カーを展開して、弾劾するアピールを行った。（16日＝２面に記事）
●支援連は京成成田駅前で、前日の黒野講演を弾劾するビラをまき、マイクで訴える宣伝活動を行った。ビラは、第３滑走路建設推進に加え、運用時間の延長まで要求する黒野元社長を徹底弾劾している。（17日）
●小型航空機（100席以下）の輸出をめぐってシンガポール航空ショーを舞台に、日中が争闘戦を展開しているとの報道が行われた。三菱重工が開発しているＭＲＪに対して、中国はＡＲ21を売り込んでいる。（17日）
●千葉地裁で一坪共有地裁判の弁論が開かれ、反対同盟、現地支援、動労千葉など支援団体がともに闘った。（18日＝写真＝２面に記事）

●羽田の発着枠配分をめぐる日米航空交渉が決着
した。従来の深夜８便から昼間10便・深夜２便に拡大された。羽田からの昼間のアメリカ便が創設されることで、乗客のシフトが予想される。（18日＝２面に記事）
●徳島刑務所でかちとられた「星野さんとの面会と処遇改善を要求する２・19行動」に三里塚現闘が参加した。要求行動では、刑務所の駐車場で小集会をやりつつ、３人ずつが刑務所内に入って差し入れ行動を認めさせる画期的な闘いとなった。（19日＝２面に報告文）
●国土交通省は、東京都心上空を飛行する新たなルートを強要するため、羽田を発着する航空機のうち低騒音機を安くすることで、地元からの同意を得ようとしていることが報道された。（19日）
●反対同盟と支援連は、国会を包囲して闘われた沖縄辺野古新基地建設反対の闘いに参加し、ともに闘った。この場で市東孝雄さんの最高裁署名を訴え、合計552筆の協力を得た。（21日＝１面に記事）