安倍政権の福島圧殺許すな 3・11福島行動'16へ

週刊『三里塚』02頁(0938号02面05)(2016/02/22)


安倍政権の福島圧殺許すな
 3・11福島行動'16へ

(写真 昨年の3・11福島行動でのデモ【郡山市】)

 3・11福島第一原発事故から5年目。郡山市の開成山野外音楽堂で行われる「3・11反原発福島行動'16」に結集しよう。朝鮮侵略戦争切迫の只中での本年3・11闘争は、動労総連合建設を軸に世界戦争=核戦争と原発再稼働を阻止する闘いだ。
 日帝・安倍は、原発再稼働を進め戦争と核武装を狙っている。川内原発1、2号機の再稼働に続き、1月29日に高浜原発3号機を再稼働した。続いて、伊方原発3号機の再稼働を行い、柏崎刈羽原発の再稼働へ踏み出そうとしている。
 そのために、福島避難者の帰還と被曝の強制がなされるのだ。来年度までに年間50㍉シーベルト未満の避難区域を解除し、補償や住宅手当を打ち切る。全国にいる避難者は、商店も病院もないところへ強制的に帰還・被曝させられるのだ。「5年」が経過し、福島県内では小児甲状腺がんが167人を数え多発している。これこそ被曝の現実だ。福島県民の怒りによって、安倍政権の福島圧殺政策はことごとく破綻している。それを「復興」と言う名のもとに押さえ込もうとしている。他方、安倍政権と経団連は原発輸出へ突き進んでいる。NPT(核兵器不拡散条約)を批准しないインドへも安倍自らが原発を売り込んだ。シリア内戦を促進させているトルコへの原発輸出は、中東大戦争情勢が切迫する中、核戦争に導くものだ。これを阻止するのは、何よりも日韓労働者の国際連帯の闘いだ。外注化阻止・非正規職撤廃、被曝労働拒否で闘う動労千葉、動労水戸、動労総連合の闘い、労働者階級の力で戦争を阻止し、全原発を廃炉へ。3・11郡山へ、三里塚とともに闘おう。
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