動労水戸 第3波スト 會澤さん「ライフサイクル・外注化潰す」

週刊『三里塚』02頁(0936号02面05)(2016/01/25)


動労水戸 第3波スト
 會澤さん「ライフサイクル・外注化潰す」

(写真 大子運輸科前でスト集会を行った【1月29日 茨城県大子町】)

 動労水戸は1月29日、大子支部の會澤憲一組合員に対する水戸駅への強制配転が2月1日付けで発令されることを弾劾し、ライフサイクル=強制配転粉砕の第3波ストライキに決起した。
 大子支部全員がストに入り會澤さんの決起を支えた。午前11時、水郡線の常陸大子(ひたちだいご)駅近くにある大子運輸科の前に30人が集まり、スト決起集会を行った。石井真一委員長が「動労水戸に入ってストで闘い、ライフサイクルをなくそう」と呼びかけた。続いて当該の會澤さんがマイクを持ち、思いのたけを職場の仲間に向かって訴えた。「これまでライフサイクルの発令をさせないように闘ってきました。2月1日付けで発令され水戸駅に異動させられますが、これから3年間、ライフサイクルがどういうものか、組合をこえて自分の体験したことを広めたいと思います」 「人生を踏みにじるライフサイクルはつぶすしかありません」「まずはライフサイクル、外注化をつぶして、非正規職の人をJR本体に戻す。労働者が団結して闘えば勝てないことはないです」 會澤さんの心の底からの訴えは、聞く者に感動を与えた。
 家族会、動労水戸支援共闘、動労福島、全学連の斎藤郁真委員長が発言し、闘いを締めくくった。動労水戸は1月24日に大会、旗開きを行った。旗開きには反対同盟の伊藤信晴さんが参加し労農連帯を深めた。
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