大田区集会 「労働者の政党を」 鈴木達夫弁護士が講演
週刊『三里塚』02頁(0935号02面04)(2016/01/11)
大田区集会
「労働者の政党を」
鈴木達夫弁護士が講演
12月19日、東京都大田区内で「戦争絶対反対!許すな改憲!大田集会」が開かれ110人が参加した。
主催者を代表してなんぶユニオンの仲間があいさつし、東京中部ユニオンの原由美子委員長が訪韓闘争の報告をした。
鈴木たつお弁護士が「新しい労働者の政党をつくろう!」と題して講演した。鈴木弁護士は、安倍と前大阪市長・橋下が会談し、改憲を参院選の焦点とすることで合意したことを厳しく弾劾し、安倍が緊急事態条項の新設を改憲攻撃の突破口にしようとしていることを暴き、これとの対決を訴えた。また、「安倍政権が労働者にもたらしたのは非正規職化と貧困だけだ」と声を強めた。
さらに、「国民連合政府」を唱える日本共産党を鋭く批判し、「共産党は急迫不正の主権侵害に対して安保5条で日米が共同対処すると言う。これが戦争法に反対し国会を取り巻いた何十万の人びとへの回答なのか」と怒りをたぎらせ、「労働者には国境も領土もない。戦争をする自国の政府を労働者が倒すことこそ戦争阻止の道だ。新しい労働者の党をつくるため参院選に立つ。労働者が団結し資本家の支配を打ち倒そう」と訴えた。