9・13 市東さんの農地を守る群馬集会 市東さん 10・11への結集を訴え
週刊『三里塚』02頁(0928号02面04)(2015/09/28)
9・13 市東さんの農地を守る群馬集会
市東さん 10・11への結集を訴え
(写真 「群馬・市東さんの農地を守る会」が中心になって行われた集会【9月13日 高崎市】)
戦争法参議院採決絶対阻止の国会前闘争が闘われた9月13日、これと一体で、高崎市において「原発・TPP・改憲反対市東さんの農地を守ろう/大地は私たちの命/9・13群馬集会」が開かれた。
まず、女性ユニット・スパングルズの歌とダンスが披露され、玉村町議会議員・石川真男さんの司会で開会した。続いて「群馬・市東さんの農地を守る会」共同代表の高階(たかはし)ミチさんがあいさつ。高階さんは、星野文昭さんの支援を通じて三里塚と出会った経緯を紹介し、「守る会の活動を一層広げたい」と訴えた。新井利江・婦人民主クラブ全国協議会群馬支部長が報告と提案を行った。
拍手の中、反対同盟の市東孝雄さんが登壇した。市東さんは「農地法裁判では、わずか1週間前に判決期日を指定し、控訴を棄却した東京高裁・小林裁判長を許せない」と不当判決を弾劾、「千葉地裁で再開された耕作権裁判で必ず勝つ。最高裁にむけた緊急5万人署名を集め切り、農地法裁判も最高裁で控訴審判決をひっくり返す」と裁判闘争勝利の固い決意を述べた。
さらに「国とNAAは、自治体や元反対同盟の石毛博道、相川勝重を使って第3滑走路建設を進めようとしているが、戦争法と一体の軍用滑走路造りを絶対に許さない」と決意を表明し、最後に「天神峰で農業を続けることが私の闘い! 10月11日の全国総決起集会に三里塚へ来てください」と結んだ。三里塚現闘も決意を表明した。
この後、「NAZENぐんま」の女性、県内の女性議員、星野文昭さん再審運動、動労連帯高崎の9・12スト報告に続き、群馬合同労組に6月に加入した組合員がそれぞれ発言した。
最後に、群馬の地で長く三里塚を闘ってきた青柳晃玄さんが「安倍もろとも資本主義を倒そう」とアピール、会場カンパとこの1年「群馬・守る会」を拡大して集めた会費を市東さんに手渡した。全員が10・11集会への結集を誓った。