動労千葉 「闘いはこれからだ」 上告棄却弾劾! 8・23集会で断固宣言

週刊『三里塚』02頁(0926号02面03)(2015/08/24)


動労千葉 「闘いはこれからだ」
 上告棄却弾劾!
 8・23集会で断固宣言


 動労千葉・国鉄闘争全国運動が主催した「闘いはこれからだ! 上告棄却弾劾! 8・23報告・決起集会」が東京・永田町の星陵会館で行われ、400人の結集で大成功した。(写真
 国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんと解雇撤回10万署名呼びかけ人の芹澤壽良さんのあいさつの後、「新たな闘いの決意」として動労千葉の田中康宏委員長が発言した。委員長は、「国家権力の一部である最高裁の判断に従うことなどありえない。そもそも1980年代に中曽根内閣が分割・民営化にかけた攻撃が今まさに安保国会で策動されている改憲・戦争政治だ。であるなら、われわれは闘いをやめることなどありえない。今日が新たな解雇撤回闘争の始まりだ」と宣言した。
 動労千葉顧問弁護団の葉山岳夫弁護士の発言を受け、動労千葉争議団から3人が登壇した。高石正博さんは「永久闘争主義で闘う」と訴えて大きな拍手を受けた。
 国労闘争団から小玉忠憲さんが動労千葉が切り開いてきた地平をアピールした。さらに三労組共闘の全日本建設運輸連帯労組関西生コン支部から武谷新吾執行委員、港合同から木下浩平執行委員が発言。動労水戸の石井真一委員長は常磐線全線開通阻止へ、帰還と被曝の強制を許さない8・29いわき闘争への決起を訴えた。
 集会後半では、国鉄闘争全国運動の発展へと題して呼びかけ人の金元重さんと花輪不二男さんが6・30最高裁決定を弾劾した。
 決意表明では動労総連合の動労千葉、動労水戸、動労連帯高崎、西日本、新潟さらに郡山工場の橋下光一さんが、ともに闘う決意を表明。闘う労組等の決意の後、まとめを動労千葉の長田敏之書記長が行って、新たな解雇撤回闘争を開始する決意を共同の確認として集会をしめくくった。

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