三里塚営農だより 萩原富夫さん宅 地種作りに精出す
週刊『三里塚』02頁(0925号02面06)(2015/08/10)
三里塚営農だより
萩原富夫さん宅
地種作りに精出す
(写真 現地調査に来た「市東さんの農地を守る会・茨城」の仲間と談笑する萩原富夫さん【右から2人目=7月11日 成田市東峰】)
夏真っ盛り、畑の中の温度は35度どころではありません。しかも土が熱い、夏の海辺の砂浜を裸足で踏み込んだ以上の熱さが地下足袋を突き抜けて足裏に刺さります。とにかく、じっとしていられません。
意外かもしれないですが、今畑では秋冬野菜の作付け準備の真っただ中なのです、収穫が終わった野菜の後片付け、草取り、堆肥まき、そしてトラクターでの耕運とやることがてんこ盛りです。
萩原さんでは8月10日に人参の種まきを終えてすぐさま冠水(水まき)。人参は発芽8割。人参はうまく発芽させれば8割成功と言われるほど、種まき時期が重要になります。
富夫さんは地種作りにも積極的で、人参、苦瓜、きゅうり、オクラと数種の種を取って挑戦を続けています。
市東さん農地法裁判の最高裁署名も始まりました。闘いの方もますますヒートアップしていきます!