川内原発の再稼働弾劾 戦争法案と共に粉砕を
週刊『三里塚』02頁(0925号02面03)(2015/08/10)
川内原発の再稼働弾劾
戦争法案と共に粉砕を
(写真 8月11日の再稼働強行に対して抗議行動を行う労農学市民【川内原発正面ゲート】)
九州電力は8月11日、鹿児島県にある川内原発1号機の再稼働を強行した。8月10日、川内原発正面ゲート前の大集会に続き、多くの労農学市民が抗議する中での再稼働強行だ。火山対策もない。避難計画もない。でたらめきわまりない暴挙だ。
川内原発の再稼働は、日本帝国主義ブルジョアジーの命運をかけた全国の原発再稼働と海外輸出の突破口だ。安保関連法案と一体で核武装を狙う攻撃そのものだ。
11年3・11原発事故から4年余を経てもなお、福島では10万人以上の人びとが避難生活を余儀なくされ、子どもたちの甲状腺がん発症は増え続けている。今も福島第一原発内部では連日7千人規模の原発労働者が殺人的な被曝労働の中で必死の収束作業を続けている。原発事故は何一つ解決していない。
しかし、安倍政権と日帝ブルジョアジーは、原発利権と核武装のために「3・11」をなかったものとし、九州電力は10月をめどに川内原発2号機の再稼働を狙っている。今こそ渦巻く怒りを解き放ち、戦争法案もろとも川内原発をぶっ止めよう。原発再稼働と戦争に突き進む安倍政権を打倒しよう。