北総の空の下で 茨城の仲間 カラオケで交流!
週刊『三里塚』02頁(0924号02面07)(2015/07/27)
北総の空の下で
茨城の仲間 カラオケで交流!
7月11日、3月に結成された市東さんの農地を守る会・茨城の現地調査がありました。結成時の交流会で「次の行動は市東さんの離れでカラオケ!」と大いに盛り上がり、4月の花見後に予定しましたが雨で中止になった経緯があり、交流会の後半は満を持してのカラオケ大会。
市東さんが小竹運輸の野沢さんとの会話を覚えていて、トラック運転手の心意気を歌った『夢街道』をリクエスト、野沢さんが熱唱しました。締めは市東さんの『はぐれコキリコ』です。茨城の面々が「やっぱりね〜」と予想通りのうまさに聞き入っていました。最後に皆で同盟歌とソリダリティを合唱して散会。動労水戸の池田さん、木村さんとカラオケの達者揃いで、「それぞれ個性があっていいよね。今夜は楽しかった!」と市東さん。理屈抜きに気持ちを分かち合える仲間との交流会はいいものです。
仲間と言えば、福島にまだ見ぬ仲間ができました。動労水戸発行のパンフ『原発労働者は訴える』は必見です。労働者を被爆から守るための組合作りに人生を賭けようとしている人がいるのです。彼は、国も東電も投げ出したに等しい原発廃炉工程に、技術者として責任を取ろうとしています。爆発直後から命がけで原発を押さえ込んできた技術者はすでに被曝限界に達しており、続く人を本気で養成しなければ! と訴えます。税金を使うべきはどこなのか、命の重みとともにひしひしと伝わってきました。
北里一枝