三里塚営農だより
　市東孝雄さん宅
　トマトの収穫心待ち

　市東さん宅の脇の畑には支柱を立てて作る作物が４種類育っています。一つが短形自然薯（じねんじょ＝山芋）で産直消費者用に出荷できるだけの収量がないので主に収穫時期と重なる秋の芋（サツマイモ）掘り大会の景品の目玉として出されています。
　普通、山芋は「作った農家は食べない」と言うほど農薬を使う作物なので、市東さん宅で作る無農薬有機栽培の山芋は特に貴重です。
　次がトマトで、生育が少し遅れているものの茎はガッチリし、葉は青く昨年よりも収量がとれそうな予感がしています。トマト好きな市東さんがまだ青いトマトの房を見て、「なかなか赤くならないね〜。店でトマト買っちゃうけど甘さだけでトマトの味あんまりしないからな…」と収穫を心待ちにしています。
　残りの二つが、やはり好評なモロッコいんげんと苦瓜（にがうり）で、今勢いよく生育しています！　もう少しすると収穫が忙しくなってきます。（蚊取り線香必須）