ピンスポット 「千葉日報」が市東さんの闘いを紹介 署名提出を報道
週刊『三里塚』02頁(0923号01面04)(2015/07/13)
ピンスポット
「千葉日報」が市東さんの闘いを紹介
署名提出を報道
6月14日付の「千葉日報」は、東京高裁第19民事部(小林昭彦裁判長)における農地法裁判の不当判決を報じる一方、市東孝雄さんの闘いと営農を詳しく紹介している。
社会面の4分の1を割き、市東さんの顔写真、天神峰南台の畑を示す地図およびその畑を写した航空写真をすべてカラーで掲載する異例の紹介記事となっている。
市東さんが父親の逝去で家に戻り「反対運動に身を投じた」こと、6月12日までに、市東さんの農地を守る趣旨の2万8千筆の署名を集め、高裁に提出したこと、市東さんが「誘導路そばの黒土の農地で」有機農業に打ち込み「ネギやモロッコインゲン、トマトなど年間約50種」を育てていることも紹介している。
こうした記事が書かれたこと自体、市東さんの闘いの正当性、3万人をめざす署名運動を先頭にした市東さんの農地を守る闘いの前進が社会的な関心を集め始めたことの表れだ。最高裁上告審闘争で高裁判決をくつがえそう。