5・15〜17沖縄連続行動 萩原富夫さん闘う 〝「オール沖縄」打ち破る〟
週刊『三里塚』02頁(0921号01面04)(2015/06/08)
5・15〜17沖縄連続行動
萩原富夫さん闘う
〝「オール沖縄」打ち破る〟
(写真 県民大会参加者に市東さん署名を訴える萩原富夫さん【5月17日 セルラースタジアム前】)
(写真 セルラースタジアムをあふれさせた35000人)
5月15日から17日まで、反対同盟の萩原富夫さんが沖縄行動を闘った。全国農民会議の共同代表で、匝瑳市のコメ農家・小川浩さんも同行し、共に奮闘した。
初日は、名護市にある米軍キャンプシュワーブ前での抗議行動に参加、その後大浦湾に面する瀬嵩(せだけ)部落に移動し、辺野古埋め立ての工事現場を見て、怒りを増幅させた。
翌日は那覇市に戻って全国農民会議・沖縄の結成集会に参加、萩原さんが連帯のあいさつを述べ、小川さんが記念講演を行った。そして国際通りのデモ、IJBS(日本IBM・ビジネスサービス)労組の支援共闘総会、さらに「復帰43年5・16沖縄集会」に参加した。同集会では萩原さんが発言に立ち「『オール沖縄』を打ち破り労働運動を再生する闘いと連帯し、実力闘争で農地を守り抜く」ときっぱり宣言した。
17日は、那覇のセルラースタジアムで行われた県民大会に参加した。午前10時30分に到着して、関西や東海から来た人びとの応援も得て、市東さんの署名運動を展開した。今焦点になっている農地取り上げについて話すと「沖縄とまったく同じだ」と口々に語り協力してくれる。
午後1時前には、球場内に入って集会に参加した。内野席、外野席がぎっしり埋まり、通路も人の波でふさがれ、移動するのも簡単ではない。すごい怒りと熱気だ。さらにダイヤモンドにも椅子が並べられ、そこも一杯。
野球場をあふれさせる3万5千人が集まって、安倍政権への怒りのコブシをともに突き上げた。