全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 4・28闘争で決戦の火蓋 安保国会の粉砕へ 全学連三里塚現地行動隊長

週刊『三里塚』02頁(0920号02面01)(2015/05/25)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 4・28闘争で決戦の火蓋
 安保国会の粉砕へ
 全学連三里塚現地行動隊長

(写真 全学連三里塚現地行動隊は4・28沖縄デー闘争を牽引した。【新橋駅前】)

 端境期も終わりを迎え、農繁期に突入しつつある三里塚現地です。市東さん、萩原さんの田植えも無事終わり、夏野菜を中心に作付けの真っただ中です。土色だった畑や田んぼが緑へと変わっていく様は美しく清々しいものですが、本格的な草取りの開始も意味します。
 一口に草と言っても種類は多く、私自身、現地に来てから知ったものがほとんどです。アカザ、スギナ、ハコベ、シロツメクサ、ムサラキツメクサ、メシヒバ、オシヒバ、タグサ……。ぜひ援農への決起を!
 全学連は、4月28日、法大―新橋―国会前で沖縄デー闘争を闘いました。辺野古基地建設を進める安倍政権への怒りは、沖縄全島ゼネスト情勢として発展しています。
 「非正規の島」=「基地の島」沖縄の現実を打ち破る「解雇撤回・基地撤去」の根底的決起を開始した非正規労働者、基地労働者、公務員労働者と連帯し、首都・東京において安保国会粉砕の先頭に学生が立つ壮大な決戦の幕が切って落とされました。
 安倍政権は、日米新ガイドラインを締結し、集団的自衛権行使に向けた戦争法案の今国会での成立を狙っています。いつでもどこでも米軍と一体で自衛隊に「血を流す」ことを強いる安倍は、大学においても教育統制・治安弾圧を強めています。
 辺野古で海上保安庁が抗議する市民を撮影するのと全く同じように、法政大学や沖縄大学で闘う学生に対し大学職員がビデオカメラを回しています。絶対に許すことはできません。
 しかし、「誰が安倍のために血を流すか! 基地をつくらせてたまるか!」という怒りの決起がキャンパスから巻き起こっています。安保関連法案の閣議決定を許さない5・14緊急法大デモから、5・15―18沖縄闘争―沖縄大学自治会選挙勝利―6・15国会包囲大闘争へ、全国学生の最先頭で行動隊は闘います。
 金銭和解を拒否して青年・学生の未来のために闘いつづける国鉄闘争と三里塚闘争こそが戦争・改憲阻止の最前線であり、希望の星です。5月3日の憲法集会では、1692筆の市東さん農地取り上げ反対署名が寄せられています。国鉄1047名解雇撤回署名も10万筆が目前となり、反動判決を狙う最高最判決を阻み続けています。
 市東さん農地死守決戦×国鉄闘争全国運動6・7全国集会への組織化を通して、民主労総ゼネスト・沖縄ゼネストと連帯し、闘う空港労働者・周辺住民の獲得へ。ともに闘いましょう!
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