「区議選は戦争阻止の決戦」 北島邦彦さんが必勝を訴える

週刊『三里塚』02頁(0918号01面02)(2015/04/27)


「区議選は戦争阻止の決戦」
 北島邦彦さんが必勝を訴える

(写真 演説する北島邦彦さん【4月5日 高円寺南口】)


 4月19日告示―26日投票の杉並区議会議員選挙が目前に迫った。東京西部ユニオンの北島邦彦副委員長は戦争絶対反対、児童館廃止と民営化反対、安倍を倒そうと訴え、当選をめざし連日杉並区内を駆け巡っている。選挙公約は次の六つだ。
▼戦争絶対反対、安倍政権たおせ!
▼生活破壊の消費税は全廃
▼児童館をなくすな! 学童クラブ・保育園の民営化反対
▼フクシマの怒りととともに全原発廃炉!
▼いのちと安全を守る
▼杉並から新しい労働者の政党をつくろう
 北島さんはまず何よりも改憲と戦争に向かう安倍政権の打倒を訴えている。「区議選は戦争を許すのかどうか、労働者人民と安倍政権の戦後史をかけた大決戦の突破口です」と。
 戦争を止め、安倍政権を倒す展望について「労働者が戦争協力はしないと、職場で団結してストライキで生産活動を止めたら戦争は成り立たない」「もう一つは国際連帯。今、韓国・民主労総はゼネストに向かっている。日本も沖縄をはじめ安保国会をめぐり本質的にはゼネスト情勢にある。戦争で殺し合いをさせられる労働者が手を結び、人民を戦場に送り出す自国政府を倒すことです。壮大な闘いですが、一つひとつは職場で団結して闘うことの中にある。東京西部ユニオンでは、地道に勝利をかちとっています」
 さらに、北島さんが強調しているのは、田中杉並区政との対決だ。
 「田中区政は区の事業の全面的な民営化・外注化に走っている。その典型が41カ所ある児童館の全面廃止です。500人の労働者を解雇し、学童の行き場を奪おうとしている。絶対反対で闘います」と訴えている。
 最後に北島さんは消費税の10%への増税反対ではなく、消費税そのものの全廃を鮮明に主張して区民に熱烈に支持を訴えている。ここまで訴えているのは北島さんだけだ。すべての労農学市民の決起で杉並選挙の勝利を絶対かちとろう。

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