結審強行を弾劾 霞が関 労働者・市民に訴え
週刊『三里塚』02頁(0916号02面07)(2015/03/23)
結審強行を弾劾
霞が関 労働者・市民に訴え
三里塚闘争支援連絡会議は3月12日、東京高等裁判所前で、市東さん農地裁判における3・4結審強行を弾劾するビラまき行動に決起した。
ビラは反対同盟が3月9日に発表した弾劾声明を編集したもので、「小林昭彦裁判長の結審強行を徹底弾劾する」との見出しに、裁判長の顔写真、3月4日当日の弾劾行動の写真を表面に掲載、裏面には高裁包囲デモの写真を掲載。
午前11時30分、高裁前に集合して、ビラまきを開始した。12時30分からはアピールも行った。「これから証人調べを行って、一審千葉地裁の多見谷判決を徹底的に批判し、NAAと千葉県のデタラメを暴露する、まさに弁論の佳境に入るその時に裁判長は審理を打ち切り、市東さん側の主張を封殺した。これが裁判と呼べるのか」と弾劾して、霞が関の労働者・市民に訴えた。
3月4日から間を置かぬ弾劾行動に、市東さんと反対同盟の決意が示されている。ビラまきでは狭山差別裁判で再審を求める石川一雄さんの宣伝行動とも合流して、ともに闘った。