栗山公園集会への参加訴え 「市東さんがんばって」 住民から積極的な反応
週刊『三里塚』02頁(0916号02面02)(2015/03/23)
栗山公園集会への参加訴え
「市東さんがんばって」
住民から積極的な反応
(写真 成田市川上地区で住民に訴えかける婦人行動隊の宮本麻子さん【3月15日】)
反対同盟と現地支援は3月15日、第23回の周辺一斉行動を行った。「反対同盟ニュース」は第18号となる。恒例どおり、朝8時30分に成田市天神峰の市東孝雄さん宅離れに集合した。3月11日から現地入りしている全学連現地行動隊の応援部隊も参加して、若い力を発揮した。
今回の「ニュース」は3・4控訴審での結審を弾劾し、高裁包囲デモ、署名提出行動、弁論闘争などを紹介するとともに、3・29栗山公園での全国集会を住民に訴え、安倍戦争政治を弾劾する内容となっている。
意思一致では萩原富夫さんが、「東京高裁は結審を強行してきたけれど、われわれが押しているからああいう対応になった。小林裁判長は逃げ去った。高裁を追いつめる闘いをさらに展開しよう。3万人署名を継続し、達成し、裁判長に突きつけよう」と檄を発した。市東さんは「3・4法廷では、結審が強行されたけれど、国策裁判のひどさをあらためて示した。まだ、判決日は指定されていないが、闘いは終わらない。3・29を昨年以上の闘いにしよう」と述べた。
意思一致を受けて、全員が担当地区へ飛び出して行った。婦人行動隊の宮本麻子さんはこの日も川上地区を中心に回って奮闘した。宮本さんは、次々とニュース・ビラを渡していった。「栗山公園は、SLが展示してある市役所近くの公園だね。今回の集会はいい会場だ」と積極的な反応が返ってきた。また、カラービラを受け取るなり、「おっ、市東さん! がんばってください」と笑顔で応じる若い人も。この間の一斉行動を通じて、市東さんの顔も生きる姿勢も、人びとの心に深く印象付けられているのだ。
伊藤信晴さんは芝山町川津場部落を中心に60軒の家にビラまきを行い好反応を得た。全学連行動隊は、一部が旧大栄町の多良貝地区で戸別に同盟ニュース、3・29にむけたカラービラをまき、別の部隊が成田山新勝寺の参道商店街でビラ入れを行った。
M君は、「三里塚は国家権力と正面から激突している所。短い期間の行動だったが、3・29集会の成功に向けて少しでも力になれたらうれしい」と語っていた。