全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 3・29で団結の力を 援農、街宣を闘って 関西学生・A

週刊『三里塚』02頁(0916号02面01)(2015/03/23)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 3・29で団結の力を
 援農、街宣を闘って
 関西学生・A

(写真 反対同盟一斉行動の前に、市東さん宅畑にある星野の木の前で記念撮影する全学連行動隊【3月15日】)

 いま、歴史の、また、時代の大きな分水嶺に来ています。その歴史や時代は、革命か戦争か、革命派か体制内派か、階級的労働運動か帝国主義労働運動かを一般的抽象的にではなく、激しく、個々の学生の主体に問うている。革命ということを腹の底から、したがって、自分の内側から発せられるものとして、語れないすべての日和見主義者には一切時代を語れない、という程までに、革命情勢が成熟している。 イラクの石油労働者の闘いやトルコの労働者の闘い、アメリカの港湾・教育労働者の闘い、韓国民主労総の闘いを革命情勢の成熟そのものとして、その情勢に主体的に噛(か)んでいく、その中で国際連帯をし、戦争をぶっ止める、胸躍る時代が私の、そしてまた全国学友の眼前に広がっている。
 日本帝国主義・安倍政権は、このような、戦争をぶっ止める力を持った勢力、つまりは革命派の存在に恐れおののいている。通常国会での「日教組」へのヤジからもその一端がうかがえる。問われていることの一切は、革命に向かう労働者・学生・農民の団結です。動労千葉や動労水戸という一つの組合の団結のために、全国から結集し連帯する団結であり、ひとりの農民との団結をかけて、全国から援農や街頭宣伝に決起する団結の拡大が求められている。
 いま、三里塚闘争で焦点化している、市東さんの農地強奪裁判が東京高裁で結審しました。小林昭彦裁判長は、弁護団の陳述が終わると突如として、結審を強行しました。まだ、証人尋問などNAAによる農地強奪、一審多見谷判決の不当性を暴露し弾劾する手続きが残っていたのに、です。なぜ、このようなことが起きるか。それは、われわれ革命派が敵を圧倒しているからに他なりません。ブルジョア法的正当性すら守れない程の違憲・違法・不当・不正義性の自己暴露、敵を袋小路にたたき込む闘いをやってきたからです。

国家暴力の不当

 現に、農業を営んでいる農民の農地を奪う不当性は、日々農作業をしている事実によって裏付けられる。それは、直接、援農の意義につながります。私が、また学生が援農することは、それ自体が、農地強奪裁判の不正義性を裏付けるものであり、他方でわれわれの団結を示すものです。また、敵の不正義性、つまり、この社会はどこまで行っても階級社会であり、資本家階級による被支配階級のためなら理由などなく、国家暴力でたたきつぶすという真実。これを宣伝扇動し、労働者階級にそれが伝わったら直ちに怒りの大デモから革命に行き着く恐怖から、小林裁判長は結審を強行したのです。
 私は、3月15日、成田市での同盟ニュースビラまきで宣伝扇動を担いました。そうした闘いがあるからこそ、小林裁判長は、労働者階級の団結した力の何たるか、を社会に見せたくなかったのです。そのために結審を強行したものの、逆に自分が追い込まれた。
 労働者階級の団結が、世界で勃発している戦争を止め、働けば働くほど貧しくなる資本主義社会を根底から変革します。3・29三里塚集会で、労働者階級の団結した力を全社会に向かって見せつけようではありませんか! あらためて、全国学友の結集を訴えます。
このエントリーをはてなブックマークに追加