一坪裁判 「文書を提出せよ」 事業計画開示を県に迫る

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週刊『三里塚』02頁(0914号02面07)(2015/02/23)


一坪裁判
 「文書を提出せよ」
 事業計画開示を県に迫る


 2月12日、千葉地裁民事第5部(松並重雄裁判長)で、一坪共有地裁判の弁論が開かれた。弁護団は前回、「成田国際物流複合基地計画」の一環として千葉県がこの一帯の土地を造成し成田空港会社(NAA)に譲渡する、という事業計画の現状を明らかにするために、裁判所が県に文書提出命令を出すよう申し立てた。これに対し千葉県は、「文書にはNAAの事業情報などが含まれ、公務秘密性があるから出せない」と反論してきた。
 県・NAA間の売買契約書などが「秘密」だなどという主張はデタラメだ。弁護団は県の主張を論破する意見書を提出した。さらに立証責任を放棄した無責任な県の姿勢を追及しつつ7人の証人を申請し裁判長に徹底審理を要求した。
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