三里塚営農だより 虫との闘いに知恵 萩原富夫さん宅

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週刊『三里塚』02頁(0913号02面06)(2015/02/09)


三里塚営農だより
 虫との闘いに知恵
 萩原富夫さん宅

(写真 一斉行動の打ち合わせで発言する萩原富夫さん【1月25日】)


 萩原さん宅前の畑には防風林として植えられたドングリの木が土手に沿って8本ほどあります、故萩原作治さんが植え付けたもので開墾と同時に防風林の役目と薪や椎茸の原木を取る為に一石三鳥の役割をしています。
 今では子供たちがコガネ虫やクワガタやカブトムシを探す夏の格好の遊び場になっている所です。ところがここ数年、虫が集まる木の樹液にはコガネ虫が他の虫を押しのけて大発生しています。
 このコガネ虫、幼虫時がとんでもないくせ者で生育中の里芋をかじって(農家は「舐める」と言う)だいぶ収量が減ってしまいました。この害虫の発生源を探るべく富夫さんと色々話し合い、原因の一つとして堆肥置き場が上がってきました。
 この堆肥置き場は震災後に作ったもので虫の大量発生と時期が重なっています。まだ対策は決まっていませんが原因が突き止められれば解決の日は近いと思います。
 里芋と子供たちの大好きなカブトムシのために知恵を出し合って行きます。
 (追伸)対策を知っている方は今度の3・29全国集会で御一報を。

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