ピンスポット 農民会議第3回総会を二本松市で開催 市東、萩原さんが挨拶 〝労農連帯、3万人署名を〟
週刊『三里塚』02頁(0913号01面05)(2015/02/09)
ピンスポット
農民会議第3回総会を二本松市で開催
市東、萩原さんが挨拶
〝労農連帯、3万人署名を〟
1月31日、2月1日、全国農民会議第3回総会が福島県二本松市で開かれ、北は宮城県、南は沖縄から60人の農民が参加して、1年間の闘いの前進を確認した。議案提起では、安倍政権による戦争政治を強く批判し、方針提起で、安倍農政・TPPとの闘い、放射能被害と闘う福島の農民との連帯、農地収用に対して体を張って闘う三里塚農民との連帯が強調された。
冒頭に共同代表の鈴木光一郎さんの主催者あいさつを行った。三里塚からは市東孝雄さんと萩原富夫さんが発言。市東さんは「農地は私の命。裁判を勝利的に闘っているが、いつ結審するか分からない情勢。成田は破綻している。第3滑走路を許さない。成田の軍事使用もありうる情勢だ」と述べ、いっそうの支援を訴えた。萩原さんは「昨年は事務局体制を確立し新たな前進を実現した。さらに10年、20年闘える三里塚に。3月4日にむけて3万人署名の特段の取り組みを」と強調したのに対して各地で、強化することが確認された。新潟県で闘う農民・堀井修さんが講演を行った。夜は3つの分科会に分かれて論議が行われ、翌日は各地からの闘いの報告がなされた。