1・22「現代の治安維持法と闘う会」を結成!
週刊『三里塚』02頁(0913号01面04)(2015/02/09)
1・22「現代の治安維持法と闘う会」を結成!
「『戦後70年』攻撃との闘い/労働者民衆の団結で治安弾圧打ち破ろう! 現代の治安維持法と闘う会結成集会」が1月22日、東京・弁護士会館で行われ、310人が参加した。集会の最初に、弁護士の森川文人さん(横浜事件国家賠償訴訟弁護団)と長谷川英憲さん(救援連絡センター運営委員)が呼びかけ人あいさつを行った。呼びかけ人の内田剛弘さんのメッセージを司会が代読し、拍手で確認された。
闘う会事務局の菊地安長さんが経過報告を提起した後、小樽商科大学教授の荻野富士夫さんが「治安維持法の時代を考える」と題し、記念講演を行った。
荻野さんは、治安維持法の時代を振り返った上で「防諜(ぼうちょう)体制構築で当局が狙っていることは、政府を信頼し不平不満を言わない国民をつくること、相互監視と密告を奨励することです。特定秘密保護法がその機能となろうとしている。それは治安維持法のように一度適用されたら自己増殖していく」と訴えた。
安倍政権による戦争政治と秘密保護法、共謀罪などの治安攻撃に対決するために、「闘う会」の結成は決定的だ。