三芝百景 三里塚現地日誌 2014 11月19日(水)〜12月2日(火)
三芝百景 三里塚現地日誌 2014
11月19日(水)〜12月2日(火)
●法務省は、早ければ2017年度中に、空港での顔認証制度を導入する方針を固めた。空港で出入国する場合、機械で顔を識別して本人確認するシステムだが、「人権侵害だ」との反発が出ている。(18日)
●エアバスの最新機が羽田に初飛来し、米ボーイング社との受注合戦の激しさを垣間見せた。エアバスはA350機の内覧会を行い、招待客や報道関係者を乗せて1時間飛行した。同社によると従来ボーイングの牙城だった日本市場で、日本航空から同機の大量受注に成功したことを受け、「現在17%のシェアを将来は50%に」と語った。(19日)
●経営危機にあるスカイマーク航空は、日本航空と提携にむけた交渉に入ることを発表した。「資本の出資はなく共同運航などを検討する」としている。(21日)
●日本航空は、スカイマークとの提携についての申請を先送りする方針であることが報道された。自民党の中に、日航とスカイマークとの提携は「競争環境をゆがめる恐れがある」との不満があり、国交省を突き上げていた。それを受けて国交省が「提携を認可するかどうかについては厳しく判断する」(太田明宏国交大臣)とした結果、日航が屈服したためだ。これは自民党と民主党の利権争い。(28日=2面に記事)
●「市東さんの農地取り上げに反対する会」が成田公民館で開いた「検証! 成田空港と住民の暮らしシンポジウム――〝命削るリスク〟厚木飛行差し止め判決から見た成田の現実」に北原鉱治事務局長、市東孝雄さんを先頭にして、反対同盟多数が参加した。(29日=2面に記事)
●「植木団地の追い出し絶対反対 11・30高槻現地闘争」に三里塚現闘も参加した。(30日)
●反対同盟と支援連は第3誘導路認可処分取り消し訴訟を闘った。その後千葉市富士見で、市東さんの農地取り上げに反対する3万人署名運動を展開し85筆の署名を集めた。(12月1日=写真=2面に記事)