全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 東北大学 自治会選挙に勝利 京大のように闘おう 全学連三里塚現地行動隊長

週刊『三里塚』02頁(0909号02面01)(2014/12/08)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 東北大学 自治会選挙に勝利
 京大のように闘おう
 全学連三里塚現地行動隊長

(写真 学内デモを展開する自治会執行部を先頭とした東北大学の学生【11月20日】)

(写真 候補者の訴えに応え続々と投票を行う東北大の学生【11月25日】)


 この冬一番の寒さを前に、三里塚現地は大忙しです。白菜、大根、ねぎ、ほうれん草、小松菜、春菊、人参、ジャガイモ、里芋、レタス、鷹の爪、さつまいもなど、ケースに入りきらないほどの野菜がてんこ盛りです。例年に比べて暖かい日が続いたためか、どの野菜も大きく育ち、出荷でケースを積み重ねるのも一苦労です。これから寒くなるにつれて野菜はより甘みを増します。適度な寒さは野菜をより強くしてくれるのです。先日行われた東北大学学生自治会執行部選挙では、この野菜たちがみんなの健康を支え、勝利にも大きく貢献しました。
 11月25日〜28日に行われた東北大学学生自治会執行部選挙で、全学連副委員長・澤田光司君を先頭とする統一候補が、総投票数725票のうち394票の信任を得て、新たな執行部体制を打ち立てました。
 今回の選挙では、「安倍政治にトドメを! 大学の戦争協力阻止! 京大生のように闘う団結をつくろう!」をスローガンに、京大での公安警察摘発・追放の勝利を押し広げる突破口として闘われました。全国大学の仲間とともに行動隊も応援に駆けつけ強固な団結を固めてきました。
 今年の選挙は、例年と比べても一日あたりの投票数が多く、より多くの東北大生が自治会選挙を担ってくれていました。候補団は、「11月21日の衆院解散―総選挙情勢をいかにとらえるか」ということを軸に、「戦争か革命か」の時代認識を真っ向から全学生に提起しました。多くの学生が真剣に考え、至る所で討論が巻き起こりました。

安倍打倒へ討論

 「安倍を倒した後はどうするのか」、「学生に戦争を止めることはできるのか」といった自らの生き方のかかった問題への回答として「勝利の道は京大生のよう学生自治会のもとに団結して闘うことだ」という核心が伝わった結果の勝利だと思います。
 サークルや寮などの学生自治組織との連帯も当局への怒りとともに、ますます強固なものになっています。
 全世界の最先端である東北大学生自治会が底力を発揮するのはこれからです。全国に学生自治会を打ち立てる闘いにともに立ち上がりましょう。
 労働者が権力をとる以外に人類の歴史は一歩も前に進みません。東京8区・鈴木たつおさんを押し立てた衆院選挙の勝利を!

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