民主労総が三里塚現地調査
週刊『三里塚』02頁(0907号02面03)(2014/11/10)
民主労総が三里塚現地調査
(写真 天神峰やぐら前で動労千葉の田中康宏委員長らとカメラに納まる訪日団【10月31日】)
民主労総ソウル本部の仲間は10月31日、交流会に先立って成田市天神峰の市東さん宅周辺を中心とした現地調査を行った。まず、市東さん宅離れで事前の説明。そして、4人ずつ分かれてやぐらに登って、市東さん宅が空港の滑走路、誘導路によって完全に取り囲まれている現実を目の当たりにした。
次にマイクロバスに分乗して、市東さんの南台の畑に。有機栽培の豊かなサトイモ、サツマイモが植わっている畑を見て、感嘆の声。すると北側から飛行機が着陸してくる。この誘導路を「へ」の字に曲げている畑の威力も実感している様子だった。
その後滑走路北端で高速道路に迫る危険な状況や、東関道を横切ってむりやり作られている進入灯などに成田空港の欠陥ぶりを見ていた。最後に東峰神社(写真)、東峰部落を回り、これらがB滑走路の南側への延長を阻止している勝利の状況を見て、大いに力を得ていた。