10・12 水平同盟の発言 「三里塚48年に学ぶ」

週刊『三里塚』02頁(0906号02面04)(2014/10/27)


10・12 水平同盟の発言
 「三里塚48年に学ぶ」


 10・12三里塚全国集会に全国水平同盟の久原正子委員長代行が、西郡住宅闘争と全国水平同盟高槻支部の新結成を報告した(写真)。西郡住宅闘争は、八尾市が96年に大幅な家賃値上げで公営住宅の住民追い出しをかけて来たのに対し、西郡支部が執行阻止を闘い続け、さる8月26日の8家族への強制執行と闘い、高裁で仮執行処分の取り消しをかちとった。
久原さんの発言要旨  私たちは、国と八尾市の公営住宅つぶし、部落を更地化する応能応益家賃制度に反対して、18年間絶対反対で闘いぬいてきました。今年1月、住民追い出しの仮執行判決を付けてきました。8月26日、公安警察を先頭に300名で強制執行に来ました。私たちは徹底的に弾劾して闘いぬきました。住民も本当に怒っています。住宅裁判の高裁では、仮執行が何の根拠もない違法なものであったことを、裁判所自身が認め、取り消し判決を出さざるを得なかったのです。ふざけるな、です。
 三里塚の市東さん農地取り上げも同じです。耕すものに権利あり。安倍政権が戦争や大資本のために、ウソとだましで取り上げる。私たちは、三里塚48年間の闘いに学んで、絶対反対の団結を拡大していきます。
 高槻の仲間は、高槻市からの園芸協同組合の土地明け渡し攻撃に対して、10月5日全国水平同盟高槻支部を結成し、昨日11日には、植木団地労働組合を結成して、闘っていく体制を確立しました。団結して闘いぬきましょう。

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