11・2日比谷大集会へ 安倍政権倒す巨万の結集を
週刊『三里塚』02頁(0906号01面02)(2014/10/27)
11・2日比谷大集会へ
安倍政権倒す巨万の結集を
(写真 5600人の労農学が集まり「国鉄1047名解雇撤回、外注化阻止」を宣言した昨年の11・3労働者集会【日比谷野外音楽堂】)
11月2日正午より東京・日比谷野外音楽堂において、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部/全国金属機械労働組合港合同/国鉄千葉動力車労働組合/国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動の呼びかけで、「世界の労働者と団結し、戦争と民営化の道を許すな!今こそ闘う労働組合を全国の職場に!」全国労働者総決起集会が開かれる。帝国主義は大恐慌下、いよいよ世界戦争へと突入し始めている。断末魔の安倍を倒し、大恐慌と戦争を労働者の国際連帯で世界革命へ転化しよう。労働組合の力で国鉄・反原発決戦勝利を勝ちとろう。
11・2労働者集会は第一に、戦争と改憲の攻撃に総反撃する闘いだ。
日帝・安倍は、7・1「集団的自衛権」の閣議決定を強行し、世界戦争に突き進んでいる。日米安保ガイドライン再改定の策動は、「平時」「周辺事態」「日本有事」の区別を取り払い、世界中で日米が戦争するというものだ。安倍は集団的自衛権の関連諸法案を次期通常国会で「一括採決」しようとしている。
また、これと一体で安倍政権は、福島第一原発事故の放射能汚染の拡大と内部被曝に反対する闘いを押しつぶし、川内原発再稼働を推し進めている。再稼働を断じて許してはならない。戦争と原発再稼働を進める安倍への怒りを結集しよう。
国際連帯の発展
第二に、民営化・外注化・非正規職化に対する労働者の反撃の総決起だ。JR=国鉄を始めとする全面民営化は、労働者人民の生活も社会保障も、社会の安全もことごとく崩壊させている。資本の金もうけが最優先の新自由主義はすでに破たんし、労働者・農民は資本の下では生きていくことができない。これを粉砕する力は、労働者が団結と労働組合を取り戻し、職場から闘いに立ち上がることだ。農民をはじめとする人民が、これを支持し連帯して闘うことだ。動労千葉は、外注先の職場での組織拡大に打って出る方針を確立し、千葉県下全域で10・1ストライキを打ち抜いた。安倍政権の「岩盤規制改革」(=規制撤廃)、労働時間の規制撤廃・残業代ゼロ、解雇自由、そして今臨時国会での労働者派遣法改悪を粉砕しよう。
第三に、日・韓・米の国際連帯をさらに大発展させる集会だ。
労働者が戦争動員を拒否し、国境を越えて団結し一斉に立ち上がるなら、戦争は止められる。動労千葉の10・1ストは、集団的自衛権行使とイラク・シリア侵略戦争反対の反戦スト・戦争協力拒否ストでもあった。11・2集会には、ロサンゼルス統一教組(UTLA・組合員3万1千人)が参加を決定した。韓国・民主労総ソウル本部からも大挙参加する。国際連帯で民営化と闘い、侵略戦争を止めよう。
戦争のための農地取り上げと第3滑走路建設に反対する三里塚反対同盟を先頭に、安倍政権の改憲攻撃を粉砕し、中東・アジアの侵略戦争を阻止するために11・2労働者集会に結集しよう。