動労千葉 10・1ストに立つ 北原さんが大会であいさつ

週刊『三里塚』02頁(0905号02面03)(2014/10/13)


動労千葉
 10・1ストに立つ
 北原さんが大会であいさつ

(写真 動労千葉第43回定期大会であいさつする北原事務局長【9月28日 千葉市】)

 動労千葉は10月1日、「雇用・安全破壊の外注化粉砕」「CTS(千葉鉄道サービス)の仲間を犠牲にするな」をスローガンに、正午から半日間のストライキに入った。ストに入ったのはJRの検修業務に携わる組合員とCTSの検修部門に強制出向させられている組合員の合計41人。
 対象とした職場は幕張車両センター、京葉車両センター、習志野運輸区構内を始め、千葉、上総一ノ宮、鴨川、銚子の千葉県全域に渡った。ストで弾劾したのは、安全無視のCTSの惨状だった。この間、CTSでは人命に関わる事故が立て続けに起きている。
 8月には幕張車両センターの車輪転削業務で、指を切断する事故が起きた。7月には銚子派出で、動労千葉組合員が車両下の機器を点検中に車両が動き出そうとするというとんでもない事故が起きた。
 「外注化で安全が必ず崩壊する」と動労千葉が指摘してきた通りの事態が起きたのだ。10・1ストはこの安全崩壊に対する弾劾の決起だった。
 10・1ストに先立つ9月28日、動労千葉は第43回定期大会を行った。ここに反対同盟から北原鉱治事務局長が参加してあいさつした。
 北原さんは三里塚ジェット闘争を振り返って労農連帯のきずなを再確認し、動労千葉の国際連帯への取り組みを讃えた。夕方、行われた「結成35周年を祝う会」には反対同盟から萩原富夫さんが参加して三里塚と動労千葉の連帯を確認した。
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