反対同盟の発言
週刊『三里塚』02頁(0905号01面02)(2014/10/13)
反対同盟の発言
三里塚で勝利を 事務局長・北原鉱治さん
三里塚50年、多くの犠牲を出しながら闘ってきた。とりわけ市東孝雄さんは自分の土地を守るということだけではなく、日本農民のこれからの未来のために立ち上がっている。高裁の市東孝雄の陳述はすばらしい内容だった。これを支え闘いぬいて下さい。三里塚闘争は何合目まで来たか。三里塚闘争はようやく50㌫に近づいた。後の50㌫を勝ち抜かなければ、日本の将来はない。
戦争・改憲許さない 事務局・萩原富夫さん
今日はじめておやじの遺影を集会で飾らせていただいた。おやじの闘いを引き継ぎ、われわれ反対同盟事務局は力を合わせて必死に闘い続けてきた。国交省とNAAの攻撃は、ますます激しさを増している。国交省は、成田空港の強化拡大策を策動している。違法な同時発着とか24時間空港化とかやってきている。私たちは駅頭・周辺5千軒のビラまきで闘っている。われわれの闘いは、単に空港建設に反対するということだけではない。安倍政権の集団的自衛権の行使容認による戦争突入宣言の情勢の中で、反戦反権力の砦としてこれからも闘い抜く必要がある。
意気揚々と闘う 天神峰・市東孝雄さん
この間の署名、援農への取り組みありがとうございます。
先日の高裁での裁判も勝利的に進んでいる。親父のあとを継いで「闘魂、ますます盛んなり」と壇上で言って15年たった。皆さんの力があってのことで、一人ではできないことです。これからも天神峰で生きていくということ、そして「天神峰に住むと言うことが自分にとって自然なことだ」というスタンスで生きていきます。
両輪である動労千葉を先頭とする労働組合、国策と闘う沖縄・福島と連帯して三里塚は意気揚々と闘いたいと思います。