高裁前で連続的な街宣 支援連3万人署名も連日展開
週刊『三里塚』02頁(0904号02面03)(2014/09/22)
高裁前で連続的な街宣
支援連3万人署名も連日展開
(写真 東京高裁前で早朝から街宣を行う支援連【9月17日】)
三里塚闘争支援連絡会議(支援連)は9月17日、東京高裁前で早朝街宣を行い、昼から上野公園で市東さん農地裁判の3万人署名を行った。朝7時45分、高裁前に到着した支援連の仲間は、直ちに労働者や市民に向けて宣伝を開始した。
中年の男性が寄ってきて「署名をしたい」と語りかけてきた。尋ねると「昔、東京のターミナル駅で、三里塚の100円カンパというのがあった。自分はそれに応じてきた。市東さんの農地取り上げはひどい。これからも応援する」と話し、連絡先を交換し合った。
東京高裁・地裁前はさまざまな闘いに取り組む運動のルツボだ。裁判の闘いもあれば定期的に宣伝活動を行う団体もあ。支援連は水曜日を基本に高裁前街宣を展開してきた結果、これらの団体との関係も深まった。 非正規労働者の雇い止めに対して裁判を闘っている自動車関係労組が宣伝を一緒に行った。支援連は午前10時まで宣伝を行って、昼から上野公園で市東さん3万人署名に取り組んだ。ここでも昔三里塚を闘ったという人と会話を交わすことができた。「自分は1967年に三里塚に行った。48年闘っているのはすごい。がんばってほしい。今後資料も送ってほしい」と話した。
約2時間で81筆を集めた。支援連は、東京高裁前でさらに継続的に宣伝活動を行う予定だ。
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反対同盟と支援連は10月8日の市東さん署名5000筆獲得を目指して、「激闘の40日間」に突入している。東京高裁前〜上野街宣の他にも、10日京成佐倉駅、14日千葉市、16日第3滑走路裁判の後千葉市、20日千葉市、23日反原発闘争と、連日千葉、東京で署名に取り組んでいる。
さらに、9月22日には成田市、香取市などの23の労組に市東さん署名への協力依頼の文書を発送し、三里塚現闘、全学連行動隊は、これら労組への訪問に取り組む予定だ。全国の労働者・学生・市民・農民に市東さん3万人署名への取り組みを訴える。