三芝百景  三里塚現地日誌 2014 7月9日(水)〜7月22日(火)

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週刊『三里塚』02頁(0900号02面07)(2014/07/28)


三芝百景 
 三里塚現地日誌 2014
 7月9日(水)〜7月22日(火)


●「空中(そらなか)ビジネス」に生き残りを託すNAAは、第1ターミナルの店舗エリアを改造した「エアポートモール」なるものを開業した。今でも機動隊1500人がパトロールする成田空港に買い物客が来るはずもない。(8日)
●三里塚闘争支援連絡会議は京成成田駅頭で、「7・13緊急現地闘争」への呼びかけと安倍政権の集団的自衛権行使の閣議決定を弾劾するビラをまき、情宣活動を行った。(9日)
●7月3日からカナダで開かれていたTPPの首席交渉官会合が閉幕した。「次の閣僚会合を開くメドをつけたい」として協議を続けてきたが、実現できなかった。アメリカの中間選挙が終わるまでは水面下の交渉が続くという。(12日)●反対同盟は「第3滑走路粉砕、市東さんの農地を守れ」を掲げて、緊急現地闘争を開催した。地元住民も含め、全国から185人がかけつけ、「第3滑走路」に想定される地域をデモ、住民との連帯を深めた。反対同盟は集会に先立って、周辺一斉行動に決起、また全学連は午前中に援農、闘争終了後、反対同盟との交流会を行った。(13日=1面に記事=写真)


●水平同盟の第2回全国大会に反対同盟がメッセージを送った。(13日)
●NAAは夏休み期間中の利用客予測を発表した。前年同期比5%減の約340万人。羽田の国際線増便の影響。(14日)
●JR東が2025年にむけ羽田―東京駅間を18分に短縮する新線を検討していることが報道された。(15日)●市東さんの耕作権裁判での文書提出命令について、NAAが申し立てていた抗告を東京高裁・菊池洋一裁判長が棄却した。(16日 2面に記事)
●千葉合同労組の青年労働者が市東孝雄さん宅に援農に入り、労農連帯を深めた。(18日)
●反対同盟の萩原富夫さんが、兵庫県淡路島で開催された大阪湾岸住民研修会に参加し、意見交換を行った。(21日)

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