星野集会が大成功 全証拠開示・100万署名へ
週刊『三里塚』02頁(0899号02面05)(2014/07/14)
星野集会が大成功
全証拠開示・100万署名へ
(写真 670人の労働者・学生・市民が星野さん奪還を誓った【6月29日 上野】)
6月29日、東京・上野公園野外ステージで開かれた「今こそ星野文昭さん解放を6・29全国集会」には、670人の労農学市民が結集し、「全証拠開示・再審開始を求める100万人の署名運動」を宣言した。全国から集まった「星野さんを救う会」の仲間が集会をけん引した。
星野さんからのメッセージを星野暁子さんが読み上げた。韓国、アメリカからの国際連帯ビデオメッセージが上映された。そして再審弁護団6人が登壇し、攻防点を解説するとともに全証拠開示運動の重要性を力説した。基調報告は全国再審連絡会議事務局の金山克巳さん。「新自由主義に対して立ち上がる労働者階級の闘いが一つになって燃え上がり、星野さんを取り戻す時が来た」と述べ、100万人署名運動を労働組合、職場、学園、地域に持ち込もうと訴えた。
後半は新しく作られた星野ソング3曲が披露された。全証拠開示運動賛同人で星野連続学習会講師の金元重(キムウォンジュン)さんが、学習会の成果を本にして出版しようと提起した。
そして、労働組合、全学連、福島、NAZEN、沖縄などからの訴え、革共同の鎌田雅志同志の決意を受けた。最後に星野さんの家族から兄治男さん、弟修三さん、いとこの誉夫さんが登壇して星野さんを取り戻す家族の決意を示した。「この場に文昭が刑務所から出てきてほしい」と訴え、星野さん奪還への新たな船出を記した。