全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 3万人署名20波の街宣へ 武田君の起訴弾劾! 全学連三里塚現地行動隊長

週刊『三里塚』02頁(0897号02面01)(2014/06/09)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 3万人署名20波の街宣へ
 武田君の起訴弾劾!
 全学連三里塚現地行動隊長

(写真 3万人署名運動の先頭に立ってマイクで演説【中央奥=5月25日 JR千葉駅前】)


 梅雨入り前のさわやかな天気が続く中、トマトの定植やサツマイモの苗植えなど夏から秋の闘いに向けた土台を支える農作業に励んでいます。初夏が旬の空豆、ズッキーニやナスなどの夏野菜の収穫も始まり、ケースをにぎわせ始めました。
 こうした農作業と並行して、3・23全国集会―26第一回控訴審弁論闘争以降の「霞が関に攻め上る! 」闘いも継続しています。反対同盟を先頭に5月以降20波にわたる街頭宣伝・署名活動を計画し全力で取り組んできました。
 5月25日、今年5回目の同盟一斉行動では、午前中に周辺住民への第3滑走路問題について訴えるビラ入れ活動、昼は京成成田駅頭で北原鉱治事務局長、市東孝雄さんとともに署名を訴え、午後には千葉市内へと繰り出しました。27日は、天神峰やぐら裁判での結審策動を粉砕した後の、千葉駅前街宣で署名数が1万筆を突破。28日には、東京高裁前ビラまきで上だけをみる「ヒラメ裁判官」に対する怒りと結合。その後、上野駅頭での街宣。31日、動労水戸の主催で開かれた「福島切り捨てを許さない! 竜田延伸反対! 5・31総決起集会」では、多くのいわき市民が署名をしてくれました。
 6月1日、「川内原発再稼働やめろ」を掲げた「官邸・国会前☆大抗議」に結集した多くの労働者・市民が署名に応じてくれました。三里塚に来た経験のある人が多く、現在も闘いぬかれていることに共感と支持が寄せられました。
 次回の署名集約日は6月22日です。残り2週間、全力を挙げて職場・キャンパス・街頭で署名を集めましょう! 6・25第二回弁論への大結集を!

田中総長を弾劾

 6月3日、三里塚と同様、国家権力と真っ向から激突して闘いぬかれている法大闘争で重大な攻撃がかけられました。5月13日に不当逮捕され、勾留中の法政大学・文化連盟委員長の武田雄飛丸君に対して「器物損壊」から「暴行」へと容疑を切り替えての起訴が強行されたのです。絶対に許すことができません。武田君は獄中から以下のアピールを発しさらなる闘いを呼び掛けています。
 「本当に、留置係をして『メチャクチャな起訴』と言わしめた『暴行』起訴攻撃です。起訴状にすら、殴る、蹴るなどの行為や、それによるケガなどは書いてありません。まさに、公安と検事の学生運動つぶしの政治弾圧であり、それに対応して被害届を出し、取り調べに応じた法大当局も同罪です。
 国家権力と田中優子体制への非和解性がこれ以上ないほどハッキリしたと思います。僕も覚悟を決めて頑張りますので、何としてもこの弾圧を最大の反撃の契機として利用しつくしてください。獄内外の壁はありますが、共に闘っていきましょう!」
 29日に行われた麹町警察署に対するデモでは、首都圏の新入生が「武田君逮捕でひるむと思うな! 新入生も法大闘争を闘うぞ!」とアピールし敵の弾圧の狙いを砕く団結の拡大・強化がかちとられています。前進社への二度にわたる家宅捜索も国家権力の悲鳴のあらわれです。
 三里塚現地行動隊も武田君の思いと一つに法大を先頭とする学生運動の爆発に全力で闘います。ともに闘いましょう!

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