ピンスポット 「内部被曝」学習会に萩原さん参加 NAZENが主催 天笠啓祐さん危険性に警鐘
週刊『三里塚』02頁(0896号01面05)(2014/05/26)
ピンスポット
「内部被曝」学習会に萩原さん参加
NAZENが主催
天笠啓祐さん危険性に警鐘
5月11日、NAZEN東京主催の「放射能と食品汚染」学習会が東京中央区で開かれ、反対同盟から萩原富夫さんが参加した(写真)。学習会のメインは天笠啓祐さんの講演。天笠さんは、政府による「安全キャンペーン」を逐一批判した。「内部被曝と不均一被曝」の項では、局所被曝の怖さを強調、全身の被曝線量を測ってもそれは、局所被曝の危険性を測ることにはならないと語った。さらに「内部被曝と低線量被曝」として、内部被曝が外部被爆と比べても危険だと述べた。さらに遅れて突然発症する被曝の危険性を訴え「内部被曝の危険性を明らかにし、原発再稼働に対抗していこう」と指摘した。さらに専門である食品汚染の問題でも、産地も食材も多様な食物をとること、放射能被害と有害物質による健康被害の相乗効果を避けることが大切と強調した。討論の中で萩原富夫さんが発言した。「安全な野菜を届けることについて苦闘した」「自分の子ども達の健康、ほこりを吸って農作業をする自分の健康など悩みは尽きないが原発を許してきたことの責任、二度とくり返さないための覚悟をもって原発廃止へ闘っていく」と語った。