集団的自衛権許すな 4・27 420人が改憲阻止デモ

週刊『三里塚』02頁(0895号02面06)(2014/05/12)


集団的自衛権許すな
 4・27 420人が改憲阻止デモ


 4月27日、「とめよう戦争への道!百万人署名運動」の主催で「集団的自衛権に反対する4・27集会」が420人の参加で星陵会館ホールで行われた。最初に沖縄から金城幸男さん(元NTT労働者)が、戦争と隣り合わせにある沖縄の日常生活やオスプレイへの怒り、様々な反戦活動について報告。福島からは、山形に避難しながら福島に通勤する女性が、母親の立場から東電や安倍政権に対する怒りを切々と語った。「裁判員制度はいらない!大運動」と「破防法・組対法に反対する共同行動」からの連帯あいさつを受けて、百万人署名運動事務局長の西川重則さんが、改憲を加速させる国会の状況を報告した。
 後半は、百万人署名運動事務局から「今なぜ集団的自衛権なのか?」と題して集会基調の提起がなされた。「日米首脳会談が示したことは、日米対立の一線を越えた激化と東アジアの主導権争いだ」「労働者の団結した闘いこそが戦争を止める力だ」と核心的に提起した。動労千葉の川崎昌浩執行委員が、特別アピールとして「改憲反対労組声明」を提起し、労働者や学生から、改憲反対のリレーアピール。安倍政権打倒の思いで会場は一体となった。デモ行進では、首相官邸前で安倍に怒りをたたきつける弾劾の声が響き渡った。
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