三芝百景
　３月27日(木)〜４月９日(水)

●全日空の西村健常務取締役は新聞インタビューで、３月30日から始まる羽田国際線枠の増加について「羽田は都心からのアクセスの利便性が高いので、首都圏発着の便だけでなく、地方発着便の需要の取り込みで、韓国仁川空港経由の客を奪い返したい」と語った。（29日）
●東京日比谷野外音楽堂で「もうやめよう！ＴＰＰ交渉３・30大行動」が開かれ、労農学1200人が参加した。（30日＝２面に記事）
●この日から羽田の国際線枠が３万回分増加され、成田から羽田に週63便がシフトした。（30日＝２面に記事）
●新入社員の入社式であいさつに立ったＮＡＡの夏目誠社長は、羽田国際線枠の拡大に危機感を強め「激動激変期だが、強い意志でチャンスをつかみ取っていかなければならない」と述べた。（４月１日）
●反対同盟が恒例の団結花見会を三里塚第１公園で開催し、４〜６月の激闘への英気を養った。（６日＝１面に記事）
●日本とオーストラリアの間で７年前から行われてきたＥＰＡ（経済連携協定）で大筋合意に達したと発表された。「農業で初の本格ＥＰＡ」と宣伝されるが、畜産、酪農への打撃は深刻だ。（７日）
●三里塚闘争支援連絡会議は、京成成田駅頭で市東さん農地裁判控訴審での勝利をめざして、３万人署名運動を行った。６・25の第２回弁論に向け奮闘した。（９日）

●ＴＰＰ交渉の行きづまりを打開しようと、甘利明ＴＰＰ担当大臣とアメリカの通商代表部のフロマン代表との協議が始まった。４月24日に予定されている日米首脳会談で決着が狙われている。（９日＝写真）