3万人署名達成し早期結審うち砕け

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週刊『三里塚』02頁(0893号01面02)(2014/04/14)


3万人署名達成し早期結審うち砕け

(写真 第1次分として8019筆の署名簿を第19民事部に提出した)

 3・26控訴審第1回弁論闘争は、市東さんの陳述を先頭に東京高裁大法廷を圧倒し、貝阿彌裁判長に、「農地死守」の決意の固さをつきつけた。 朝8時から裁判所前を占拠して、ビラまき、フリートーク、集会・デモ、さらに署名の第1次提出行動、法廷での弁論闘争それと同時に継続された裁判所前でのフリートークそして参議院議員会館講堂での総括集会にいたるまで、控訴審決戦の開始にふさわしい終日行動として闘いとられた。この日までに、成田空港会社は、一審で却下された「仮執行宣言判決」の請求を「緊急性がない」としてできなかった。千葉地裁で「仮執行宣言」を許さなかった闘いの勝利の地平、第1回弁論に向けた闘いの前進がNAAを追いつめている。仮に今後、NAAが「仮執行宣言」の請求を画策してもわれわれは控訴審闘争のさらなる爆発で打ち砕くであろう。
 また、〝一発結審〟で悪名高い貝阿彌裁判長の早期結審策動を許さない。裁判進行について、法廷でのやりとりを極力避けて、進行協議で決めようとする姑息なやり方は、市東さんと反対同盟には通用しない。
 直ちに6月25日(開廷は午後3時)の第2回弁論闘争へ全力疾走で前進しよう。何よりも2014春闘として闘い抜かれている動労千葉、青年労働者を先頭とした階級的労働運動の前進、とくに6・8国鉄全国運動集会への大結集をかちとり、これと結合して、市東さん控訴審決戦を闘いぬくことだ。
 さらに、3万人署名の達成へ、運動の〝ギア〟を1段も2段も加速させよう。反対同盟は6月25日にさらに1万筆以上の第2次署名を提出することを目指している。そして、3・26闘争で端緒的に実現された反原発闘争との連帯や沖縄、反TPP闘争そして苦闘する青年労働者との連帯をさらに強固にしていくことだ。この観点から反対同盟は三里塚現地への現地調査など、熱い交流も呼びかけている。6・25第2回弁論闘争へ、3・26闘争を上回る結集を。
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