共同記者会見開く 3・23〜26方針を訴え
週刊『三里塚』02頁(0892号02面03)(2014/03/24)
共同記者会見開く
3・23〜26方針を訴え
(写真 一斉行動の日に行われた記者会見には多くのマスコミがかけつけ反対同盟に注目した 【成田市天神峰・市東さん宅離れ】)
一斉行動の3月16日、午後3時から、市東さん宅の離れで反対同盟は記者会見を行った。10社以上の新聞・マスコミ関係者が参加した。記者会見は昨年7月以来。特に萩原進事務局次長の逝去以後初めてということもあって、記者たちの関心は高かった。
北原さんのあいさつに続き、萩原富夫さんが、3・23集会が三里塚48年の歴史の中でも初めての首都での全国集会であることを紹介、「霞が関に攻め上ろう!」のスローガンのもと、反原発闘争、沖縄基地反対闘争、反TPP闘争などと合流する闘いとしてかちとる意義を強調した。さらに26日の高裁弁論闘争でデモ・第一次署名提出行動を行うなど闘いの方針を説明した。
市東さんは記者の質問に応えて「とにかくこの地で私は農業を続けたい。なぜそれを妨害されなきゃならないのか。あくまで農地死守です」と決意を表した。
同盟の運営方針についても質問が出て、「事務局を中心に、論議を重ねながら集団指導体制で闘っていく」と富夫さんが説明。伊藤信晴さん、太郎良陽一さんも事務局員としての意気込みを語った。「マスコミの方はもっと三里塚について報道してほしい」と注文もつけた。