3・26控訴審 第1回弁論闘争を闘う 市東さん 「農地は命そのもの」

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週刊『三里塚』02頁(0892号01面03)(2014/03/24)


3・26控訴審
 第1回弁論闘争を闘う
 市東さん 「農地は命そのもの」

(写真 市東さんの農地裁判・控訴審第1回弁論闘争で東京高裁を包囲するデモを行った【3月26日】)

 3月26日、反対同盟と労農学は、市東さん農地裁判控訴審の第1回弁論闘争に断固決起し、第19民事部・貝阿彌誠裁判長を追いつめた。
 この日は早朝から夕刻まで、1日をかけた決戦として取り組まれた。まず、朝8時より三里塚闘争支援連絡会議が高等裁判所前に登場し、情宣活動を行って闘いの火ぶたを切った。午前10時30分からは、反対同盟や全学連も参加してのフリートークが展開された。
 11時30分から日比谷公園霞門近くで集会。北原鉱治事務局長は、「なぜ成田48年間も闘いが続いているのか。成田空港はなぜ完成しないのか。政治が間違っているからだ。市東さんの農地を奪うことは断じて許さない。」と訴えた。霞門を出て皇居方向に向かい、検察庁、警視庁前、高等裁判所前を席巻するデモ行進を戦闘的に打ちぬいた。午後1時、横断幕をかかげて署名提出行動を行った。この日第1次の署名は8019筆。これを高裁16階の第19民事部に突きつけた。午後2時からの弁論では市東さんが「私にとって農地は命だ」と堂々の意見陳述、弁護団による約180㌻にものぼる控訴理由書の要旨読み上げが行われた。参議院議員会館講堂で総括集会を行って、次回6月25日の弁論への決起と3万人署名達成を誓った。(詳報次号)
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