3・10誘導路裁判へ 騒音実態調査を武器に

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週刊『三里塚』02頁(0891号01面03)(2014/03/10)


 3・10誘導路裁判へ
 騒音実態調査を武器に


 3月10日に第3誘導路裁判(第14回)が行われる。裁判はいま成田空港による大騒音が住民の生活や人体に著しい影響を及ぼしており、「航空法」にも違反している、という問題をめぐって争われている。NAAが、騒音の最も激しい市東さん宅付近の騒音調査をやらないために、反対同盟は昨年12月に独自で騒音調査を行った。離着陸時の騒音や飛行機が誘導路などを地上走行する時の騒音、および第3誘導路など3本の誘導路運用実態がどうなっているのか、などの調査を6日間にわたって行った。現在は、その騒音調査のデータを専門家が分析中だ。弁論では東峰の森を破壊してまで建設を強行した2本目の東側誘導路の違法性について、さらに、3本目の西側誘導路の供用差止に関する求釈明、等々の主張を行う。

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