労農連帯の力を確信 3・2千葉集会 「署名集め3・23〜26へ」

週刊『三里塚』02頁(0891号01面02)(2014/03/10)


 労農連帯の力を確信
 3・2千葉集会 「署名集め3・23〜26へ」

(写真 3・23全国集会~3・26控訴審闘争への決起を誓った千葉集会【3月2日 千葉市】)

 3月2日、市東さんの農地強奪を許すな! 第9回千葉県三里塚集会がDC会館で行われた。冒頭に、動労千葉の闘いの歴史についてのビデオ上映が行われた。ジェット燃料貨車輸送阻止闘争がどのように形成されたのかが、よく分かるすばらしいビデオだった。
 反対同盟の発言の最初に、北原鉱治事務局長が、「ビデオをみてすごく懐かしい。三里塚は48年間、動労千葉のみなさんと共に歩んできた」と切り出した。横堀要塞に立て籠もり、福田内閣の開港宣言を粉砕した経験から、「正義は勝つという自信を深めた」。ジェット燃料貨車輸送阻止闘争で1週間のデモを行った際、「近くを通りかかった大きくスローガンが書かれた機関車から動労千葉の運転士が速度を落とし汽笛を鳴らしてくれた。涙が出た。労農連帯はこれでいくしかないと思った」と実力闘争、労農連帯をつかみとった経験を語った。そして「世の中を変えよう、千葉県から始めよう」としめくくった。
 伊藤信晴さんは、「農地は農民のものということをはっきりさせて闘いたい。全人民の課題として闘っていきたい」と3・23~26への結集を呼びかけた。宮本麻子さんは、津田沼駅で婦人行動隊を先頭に53筆もの署名を集めたことを報告し、「もっともっと広げていきたい。都知事選での闘いで私たちがやるという決意を感じた。地元での行動で真実を知らせ、国際的にも連帯して闘っていきたい」と決意を述べた。動労千葉の田中康宏委員長は、「3・23に向けた千葉の集会。北原さんのお話、ビデオをみて闘いの原点が大事だと思った」と自らの闘いの原点について語った。さらに、ジェット燃料貨車輸送阻止闘争が動労千葉の闘いの原点であったこと、「ジェット闘争でここまでやったから分離独立を勝ち取ることができ、分割・民営化と闘うことができた」と強調した。全学連現地行動隊、三里塚現闘は3万人署名を貫徹し、3・23全国集会、3・26第1回控訴審闘争にむかって先頭で闘う決意を表明した。さらに、全学連の坂野陽平書記長、3・16春闘大行動実行委員会の青年労働者、婦人民主クラブ全国協議会千葉支部、千葉星野さんを取り戻す会からの発言を受け、団結ガンバローで集会をしめくくった。
このエントリーをはてなブックマークに追加