団結街道
週刊『三里塚』02頁(0888号01面06)(2014/01/27)
団結街道
2014年控訴審闘争を闘い抜く武器として、反対同盟の新しいパンフレットとリーフレットが完成した▼「霞が関に攻め上り広範な人びとと合流する」「そのために旗開きには準備を整え、スタートダッシュするんだ」――こうした萩原事務局次長の決意に応えるべく制作プロジェクトは昨年11月からスタートし、小生も名を連ねた▼昨年のパンフレットには確かな手応えがあった。パンフレットを読んで三里塚現地を訪れてくれた人、集会に参加してくれた人もいる。1万2千筆の署名達成にリーフレットは間違いなく大きな力になった。だが今年、反対同盟は本気で3万筆を集めきろうとしている。もっと広げるにはどうすれば良いのか、議論百出で年末になっても修正と改善を重ねた。完成品が届いたのは旗開きの前日。ほっと胸をなで下ろした▼多見谷判決のデタラメさ、控訴審のポイントを明らかにしたい。農地問題や三里塚についてもっと分かりやすく伝えたい。試行錯誤で図解を試み、農地問題の解説も図にした▼Q&Aのコーナーも設けてみた。鈴木宣弘氏(東京大学教授)をはじめ、多くの協力もいただいた。魂を込めて作り上げた自負はある。「前のパンフレットより市東さんの気持ちが表されている」と伊藤信晴さんが評価してくれたが、天上の萩原さんは及第点をつけてくれるだろうか▼ぜひ手にとって読み、活用していただきたい。パンフレットを手に三里塚闘争の新たな前進を。