第3誘導路裁判 「騒音調査」提出へ

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週刊『三里塚』02頁(0886号02面06)(2014/01/01)


 第3誘導路裁判
 「騒音調査」提出へ


 第3誘導路裁判(第13回)が12月16日、民事第3部・多見谷寿郎裁判長で開かれた。現在、住民の権利・生活を著しく侵害してはならない、とする航空法にさえ違反している大騒音をめぐる問題が焦点となっている。従って、反対同盟は11月18日から23日までの間に、第3誘導路をはじめとする3本の誘導路の使用実態と飛行機の地上走行時の騒音、離着陸時の騒音の調査を市東さんの天神峰やぐらを中心に行った。その調査報告書は松井利仁教授(北海道大学)が来年5月までにまとめ、分析した結果を提出することになった。さらに市東さん宅を2本の誘導路ではさみ込み空港内に取り込んで、大騒音と排気ガスで追い出しを狙う実態を明らかにする。
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