211号ー改憲・戦争阻止! 岸田政権打倒

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【内容紹介】
▼コロナ第6波の真っただ中、ウクライナの戦争的危機が世界を緊迫させています。資本主義の危機が戦争に転化しはじめています。世界の軍事費は、コロナ禍でも格段に増えつづけています。日本の岸田政権も防衛費の2倍化を要求し、それが実現すれば軍事費は世界第3位となります。コロナで明らかになったのは、医療や福祉のような社会に不可欠な部門が切り捨てられ、資本家の利益や軍事・戦争といった領域に莫大な金額が投じられているということです。

▼世界の闘いは、コロナ禍で一変しつつあります。昨年来アメリカでは無数の産業で労働組合が結成され、ストライキの波が起きています。中東でも「第二のアラブの春」のなかで、宗派・民族の分断をのりこえ、青年・女性労働者が闘いの中心に成長しています。日本にもそうした趨勢がひたひたと押し寄せています。日本の労働者の平均賃金は24年間まったく上がらず、世界的に見ても異常な状態です。マスコミは「日本はもはや先進国と呼べない」とまで言っています。中国侵略戦争は、その絶望的危機のなかで急速に醸成されつつあります。

2022年は改憲が焦点となります。維新や国民民主党は自民党の先兵になっており、日本共産党や立憲民主党はこの流れに完全に屈服し、連合はいまや自民党と一体というていたらくです。しかし、改憲と戦争が焦点となるとき、日本の労働者階級人民は必ず立ち上がります。こうした大情勢に応えるものとして『共産主義者』211号を発刊しました。手に取って読み検討してくださるならば、とても幸いです。

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【共産主義者211号 もくじ】
(1)中国侵略戦争阻止! 岸田政権打倒を
3月決戦を全力で勝ち抜き、5月沖縄闘争へ
村雨省吾

(2)11年目の「3・11」闘争へ
新自由主義と闘う反原発闘争つくりだそう
汚染水海洋投棄絶対阻止へ立ち上がろう!
吉川宗人

(3)感染再爆発と対決し、コロナ危機を革命へ
800万医療福祉労働者の責任勢力へ飛躍しよう
革共同医療福祉労働者委員会

(4)開始された「第二のアラブの春」
女性・青年を先頭に決起する中東の労働者階級
丹沢 望

(5)アメリカ革命の現実性【第5回】
支配階級を震撼させた戦後革命と60年代階級闘争
村上和幸

(6)党学校講義録
マルクス『賃金・価格・利潤』から学ぶ階級的労働運動論
労働組合は資本主義打倒へ闘う
岩谷芳之

(7) 革共同政治局の2022年1・1アピール
米日帝の中国侵略戦争阻止
階級的労働運動の飛躍をかちとり、新自由主義の大崩壊を革命へ!
改憲阻止・岸田打倒、5・15沖縄闘争へ