205号ー米中対決とコロナ大恐慌

コロナ感染は爆発的に拡大し、「第2波」とも言える段階に入っています。このようななかで、「コロナ後の社会とはいかなる時代か」「この時代をいかに生き、いかに闘うのか」が一つの重大なテーマとなっています。『共産主義者』205号は、この情勢に応える号として刊行しています。

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イスト205号表紙(青).jpg▼巻頭の島崎論文は、この大激動の時代認識として、世界情勢把握として、ダイナミックに打ち出されています。米中対決とコロナ大恐慌をいかに読み解くかを説得力豊かに縦横に展開しています。

▼最大の課題は医療現場での闘いです。医療こそ社会保障の最大の柱です。「医療費を抑制しなければならないというなかで、本来あるべき姿がねじ曲がっている。この状況を変えたい」――こう訴えて医療現場からストライキが始まっています。職場から渾身のストライキが支持・共感を呼び、情勢を変える時代に入っています。「命より金もうけ」の新自由主義のなかで解体されてきた医療と社会保障を取り戻そう。
▼AI論文は、広範な領域での新次元の闘いをつくりだす挑戦として執筆されています。全産別でAI合理化を全面的に対象化し、闘いをつくりだそう。
▼世界の階級闘争は画然と新しい段階に入っています。今号では、多くのページを割いてアメリカとイタリアの闘いを紹介しています。

【もくじ】

米中対決とコロナ大恐慌 世界革命の時代が来た
日本帝国主義の危機の深まりと戦争・改憲攻撃の全体像
島崎光晴

コロナ下の大激動をいかに闘うか
『資本論』を労働者の武器に
仲山良介

公立病院をつぶすな! 現場から医療守ろう
安倍による社会保障の全面解体ゆるすな
村雨省吾

「AI万能神話」を批判する
労働者の誇りと団結で大合理化攻撃を打ち破ろう
池野 繁

職場からストで闘うイタリア労働者階級
独立系労組軸にコロナ情勢下でゼネスト貫徹
川武信夫

大爆発するアメリカ階級闘争
労働者階級人民が歴史ぬり変える闘いへ総決起
村上和幸

2020年『前進』春季アピール
コロナ危機を革命へ

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