『共産主義者』204号は、未曽有の事態と発展している「コロナ・パンデミック」の事態と闘う革共同のアピール号となっています。

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▼革命的共産主義者同盟署名の巻頭論文、ますます深刻化するコロナ情勢にたいして革命的共産主義者同盟が党として発表したアピールです。
▼夏目良治さんの「コロナ大恐慌と対決する労働運動を」は、コロナ危機による大失業と医療崩壊にたいして、労働者・労働組合はいかに闘うべきかをさし示した論文。
▼村雨省吾さんの新自由主義が生みだしたコロナ危機」は、人類と感染症の歴史を考察しつつ、今回のコロナ危機が「命より金」の新自由主義とそのグローバリゼーションによってもたらされたことを明らかにしています。
▼小原一登さんの「運転士・車掌廃止に大反撃を!」は、この4月1日をもって運転士・車掌の職名を廃止したJR東日本の狙いとそれにたいする動労千葉の闘いとその方向を紹介。
▼岡崎康史さんの「綱領改定で転向深める日本共産党」は、この1月の日本共産党・第28回党大会における綱領改定の意味するものをさぐります。
▼河東耕二さんの「大量被曝を強制するICRP新勧告案」は、労働者にたいする大量被曝を合理化するICRP(国際放射線防護委員会)新勧告案への批判。
▼村上和幸さんの「アメリカ革命の現実性【第2回】アメリカ帝国主義の形成と特質」は、シリーズ第2回目。最初にコロナ危機下の米階級闘争について述べ、続いてアメリカ帝国主義の歴史的特質と第1次世界大戦突入までを論じています。
▼河原善之さんの「新型コロナ問題と中国スターリン主義」は、中国・武漢における新型コロナウイルス流行の経緯から説き起こし、中国の医療制度の問題性、さらにコロナ情勢下で広がる香港・中国―世界の労働者の闘いを紹介し、「今こそ労働者の国際連帯を! 」と呼びかけています。

コロナ危機の重大化に際して訴える
労働者の団結で安倍倒し、根底的な社会変革へ
闘う労働組合と労働運動の再生こそ鍵
革命的共産主義者同盟

コロナ大恐慌と対決する労働運動を!
コロナ感染と解雇攻撃から労働者を守ろう
夏目良治

新自由主義が生みだしたコロナ危機
パンデミック―ウイルス大感染時代と立ち向かおう
村雨省吾

運転士・車掌廃止に大反撃を!
新たな反合・運転保安闘争確立に挑戦する動労千葉
小原一登

綱領改定で転向深める日本共産党
「野党連合政権」かざして階級闘争を否定
岡崎康史

大量被曝を強制するICRP新勧告案
「福島核惨事を繰り返すな! 」の声を全世界へ
河東耕二

コロナ情勢下で続々と決起する米労働者階級
アメリカ革命の現実性【第2回】アメリカ帝国主義の形成と特質
村上和幸

新型コロナ問題と中国スターリン主義
衝撃的に明らかになった戦後世界体制崩壊の現実
河原善之