184号─安倍打倒!4月杉並区議選の絶対勝利を
184号は、国鉄決戦を先頭とした1~3月決戦の地平を明らかにし、4~6月闘争を闘いぬくための熱い訴えとなっています。
巻頭の「安倍打倒!4月杉並区議選の絶対勝利を」(畑田治論文)は、統一地方選を軸とする4月決戦に向けて総決起を呼びかける重要論文です。レーニン・ボルシェビキの革命的選挙闘争と議会闘争を現代的に復権し、昨年の衆院選決戦をはじめとする選挙闘争の地平を引き継ぎ闘おうと提起。激動に揺れる中東情勢・石油資源強奪の現段階にも果敢に論及しています。
革共同中央学生組織委員会の「安保・戦争国会粉砕!6・15大デモへ」は、4・28-6・15闘争を頂点とした全国学生の反戦決起を訴えています。安倍の安保関連法攻撃との激突のなかで、大学の戦争協力と翼賛化がいっそう激しくなっています。このなかで、青年・学生の大反乱が始まろうとしています。このただなかで、日共スターリン主義の反革命性を暴くことの重要性を鮮明に提起しています。
革共同入管闘争組織委員会による「歴史的分断うち破る革命の時代の入管闘争」は、在日2同志の遺志を引き継ぎ、韓国・民主労総ゼネスト連帯への熱い檄となっています。また、分断をうち破る立場から戦時下における在日・滞日外国人労働者への攻撃である外国人技能実習制度を暴いています。
社会保障問題研究会の「安倍と経団連の社会保障解体攻撃をうち破ろう」は、この領域が新自由主義攻撃のなかでの階級的激突点であることを鮮明にさせています。医療・介護・年金・保育・生活保護など社会保障の全面解体攻撃を暴露し、体制内労働運動を食い破って労働者の怒りが爆発する情勢の到来を提起しています。
国鉄論文特集「3・14ダイ改粉砕! 第2の国鉄分割・民営化と対決しよう!」は、6本の国鉄決戦論文を収録。全国のJR職場で一体何が起きているのか?――この視点から3・14ダイヤ改定攻撃の本質を具体的事実をもって暴露。この歴史的攻防を闘いぬいた動労総連合の闘いを再度鮮明にさせています。
「50年史と私 ~『現代革命への挑戦』を読んで~」は、革共同の歴戦の同志の投稿を一挙に掲載。『50年史』上下巻の刊行が仲間たちの闘いを生き生きと甦らせていることがわかります。
巻末の「新自由主義の総破産とプロレタリア世界革命の展望」(川武信夫論文)は、国際連帯闘争の今日的到達地平を明らかにする論文です。現在の世界大恐慌の深化と新自由主義の破産の深まりをふまえ、1930年代階級闘争を国際連帯闘争の立場から全面的に総括しています。日韓米の3国連帯が果たしている地平をもとに、21世紀プロレタリア革命の展望を提起します。
どの論文も1~3月決戦の教訓と新たな情勢の進展をふまえた力作となっています。革共同『第7回大会報告・決定集』(本誌183号)と一体で、労働者階級とともにその先頭で2015年決戦勝利に向けて勇躍決起する革共同の政治・理論誌として活用されることを呼びかけます。
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