【内容紹介】
▼米大統領選挙における共和党トランプの圧勝は、戦後世界がいよいよ戦争の拡大と内乱的階級闘争、世界戦争と世界革命の時代に向かって突き進んでいることを象徴的に示しています。その後12月には、韓国における戒厳令クーデターとその瓦解(がかい)―弾劾案の国会可決と大統領の職務停止、そしてシリア・アサド長期独裁政権の崩壊という重大事態が、東西ほぼ同じ時期に起きています。日本においても、これらに先立って10・27総選挙における与党大敗と自公長期政権の終焉という、時代を画する歴史的事態が生みだされました。
▼『共産主義者』221号のメインは、8月に開催された革共同第33回全国委員会総会(33全総)における政治局報告です。それは、革共同の時代認識と路線をさらに研ぎ澄まし、24年秋から25年にかけての組織と運動の具体的な方向と展望を明確に提起しました。221号はさらに、「米帝の大没落と中国侵略戦争」を具体的経済分析をとおして論証的に明らかにした島崎光晴論文、そしてレーニン『国家と革命』を実践的問題意識からアプローチして丹念に解き明かした鹿野二郎論文などを掲載しています。11月に発刊され好評発売中の前進社新書『反帝国主義・反スターリン主義とは何か』と合わせて是非ご活用ください。
【共産主義者221号 もくじ】
(1)トランプ・石破打倒! 11月集会の地平の内乱的発展を
(2)革共同第33回全国委員会総会・政治局報告(全文)
(3)体制打倒まで闘う反戦闘争を
革共同議長・清水丈夫
(4)大坂正明さんが訴え
星野さんの闘いを冒涜(ぼうとく)するEL5(イーエル・ファイブ)は闘争に関与するな
私は「星野さんのように闘おう」を貫く
(5)米帝の大没落と中国侵略戦争
――対日争闘戦で凋落し、戦争に突進する日帝
島崎光晴
(6)党学校講義録
レーニン『国家と革命』に学ぶ
マルクス主義国家論・革命論の復権を
鹿野二郎

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巻頭論文 3・11福島-25反戦春闘勝利へ 大軍拡予算の衆院通過弾劾 戦争国会粉砕し石破打倒を
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反原発/反核 杉並で3・1ビキニデー闘争
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お知らせ/新刊 闘争スケジュール
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労働運動 戦争阻む25春闘へ JRダイ改にスト配置 動労千葉の闘いを支えよう
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各戦線 入管法・入管体制粉砕へ 闘うアジア人民と連帯し米日の中国侵略戦争阻め
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三里塚 3・24耕作権裁判勝利―30三里塚へ 市東さんの南台農地守り抜け 成田軍事空港化許すな
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三里塚 三里塚反対同盟からのアピール
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巻頭論文 3・8婦人デー闘争―3・11福島へ 関生弾圧完全無罪の大勝利 階級的労働運動の大発展を
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反戦 反戦の怒り新宿に轟く 全学連先頭に都心揺るがすデモ ウクライナ戦争3年
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反戦 宮古島 電子戦部隊配備に抗議
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お知らせ/新刊 闘争スケジュール
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弾圧との闘い 関生・湯川委員長に無罪 「求刑10年」粉砕する勝利判決
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労働運動 ダイ改時にスト構え 動労千葉 反戦・組織拡大春闘へ
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反戦 体張り戦争とめる ウクライナ反戦集会発言(抜粋)
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反原発/反核 3・11福島に大結集を 3・11反原発福島行動実行委からの訴え 原発と核武装の石破倒そう
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反原発/反核 エネ基本計画決定許すな 「エネルギー安保」前面に原子力の最大限活用狙う
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主張/理論 焦点 ドイツ総選挙 極右伸長が示す政治支配の崩壊
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主張/理論 大軍拡予算国会粉砕を 大行進東京、石破打倒へ国会闘争 戦争・改憲へ野党が総屈服
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日誌 2025年日誌 2月18日~24日 トランプ、自動車関税25%を表明/アイアン・フィスト始まる
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主張/理論 天皇制にひれ伏す日本共産党 「女性天皇を検討すべき」と叫び皇室存続を進んで擁護
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選挙/議会 杉並区議会 戦時体制反対、児童館潰すな 洞口区議、区長を追及
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各戦線 下山鑑定事実調べ 鑑定人尋問を行え 狭山再審要請行動に決起
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投稿 団結ひろば 投稿コーナー
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巻頭論文 中国侵略戦争への日米訓練粉砕を 沖縄―本土の戦場化許すな 反戦春闘をストで闘おう
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学生運動 京大7学生即時奪還へ 全学連の訴え 戦時型治安弾圧うち破り 反戦闘争の大衆的爆発を
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世界の闘い ロンドン パレスチナ連帯貫き15万人がデモ
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お知らせ/新刊 闘争スケジュール
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労働運動 各地で国鉄集会を開催
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労働運動 関生支部への戦時弾圧粉砕を 湯川委員長への有罪判決許すな
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労働運動 青年・女性と共に闘う組織へ 労組交流センター総会 戦争絶対阻止へ飛躍かけ
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労働運動 武谷さん招き関生集会 横浜 労組弾圧うち破り闘おう
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各戦線 3・8国際婦人デー闘争へ 戦争阻み帝国主義打倒へ闘う革命的女性解放闘争の創成を 革共同女性解放組織委員会
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主張/理論 焦点 米政府効率化省 巨大資本によるむき出しの独裁
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日誌 2025年日誌 2月11日~17日 トランプ、「相互関税」導入指示/ウクライナ「停戦」へ米ロ協議
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弾圧との闘い 裁判長の訴訟指揮を弾劾 広島暴処法裁判 退廷命令乱発許せぬ
2025年3月10日発行 第3386号
2025年3月 3日発行 第3385号
2025年2月24日発行 第3384号
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主張/論文 3・24判決日、千葉地裁包囲を 耕作権裁判勝利へ反対同盟の訴え 3・30南台農地に集まろう
2025年3月10日発行 第1155号
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おしらせ Vol.59 被爆75年 8月広島・長崎へ
2020年8月 1日発行 第号
『前進』のバックナンバーは、『前進縮刷版』として書籍・紙で第1巻から第21巻まで発行されてきましたが(1978~1981年=14~17巻は未完)、そのうち1巻・2巻・5巻・6巻・9巻は絶版になっています。第1巻(『前進』創刊号~164号 1959~1963年)は、『前進デジタル縮刷版』第1巻としてすでによみがえっていますが(2007年6月刊)、このたび『前進デジタル縮刷版』第2巻の刊行によって、絶版を含む2~7巻について読めるようになりました。
今回(デジタル縮刷版第2巻)では、
■紙で刊行されている『前進縮刷版』の第2巻から第7巻(1964年~1971年の6冊・8年分)をまとめてデジタル化
■付録として本多延嘉同志の貴重な学習講演の音声データ(本多著作選7巻掲載の「レーニン主義党組織論」の元講演)を一枚のDVDに収録しました。
『前進縮刷版』は、各号を一つのPDFデータとし、各号の発行年月日をしおり にしました。各巻ごとに一冊の本のページをめくるように見ることができ、またパソコンの画面で簡単に拡大したり、印刷することができます。紙媒体では文字が小さくて読みにくかったので、紙媒体より大きく改善されました。
また、論文・記事・著者などの検索を速やかにおこなえるように第2~第7巻通しの索引(=目次)のページを作成しました。それを使って、探している論文・記事などが掲載されている号数を特定することができます。
※『前進』デジタル縮刷第2巻は、『前進』紙面の画像データの提供をおこなうものであり、記事のテキスト化はおこなっていません。
本多同志の音声データは、当時の学習会の雰囲気が生き生きと伝わってくる内容となっています。音声データは6つのパートに分かれています。この講演をもとに本多著作選第7巻に掲載された『レーニン主義党組織論』(PDF)、および講演レジュメ(PDFとテキスト)も合わせて付録としました。
定価は3000円+税。
amazonでも購入いただけます。