■日誌 2015年4月

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月刊『国際労働運動』48頁(0466号07面02)(2015/07/01)


■日誌 2015年4月


4月1日福岡 JR博多駅行動闘う
国鉄闘争九州が呼びかけたJR博多駅行動が行われ労働者が参加した。国労原告団の羽廣憲さん、石﨑義徳さんらが国鉄解雇25年を弾劾して訴えた。合同労組レーバーユニオン福岡から新しい仲間も参加した
1日大阪 JR大阪駅前で街頭宣伝
JR大阪駅前で新入社員に向けて街頭宣言を行った。動労西日本の中西剛副委員長、原田隆司組合員、山田和弘書記長を先頭のリレーアピールをした。関西合同労組、奈良市従の仲間も駆けつけ、動労西日本への結集を呼びかけた
3日東京 反原発金曜行動
首相官邸前・国会前で金曜行動が行われた
4日東京 救援センター総会が歴史的成功
救援連絡センターの第11回定期総会が、渋谷勤労福祉会館で開かれ、75人が参加して大成功をかちとった。最初に代表弁護士の葉山岳夫さんが主催者あいさつを行った。葉山さんは、安倍政権による戦争法案の国会提出策動を弾劾し、それと一体で国会に提出された治安立法 「新捜査手法」を廃案に追い込もうとアピールした。さらに弾圧に対しては救援連絡センター発足以来の完全黙秘・非転向の大原則で闘おうと訴え圧倒的拍手で確認された
5日神奈川 動労神奈川結成集会かちとる
横浜市で国鉄神奈川動力車労働組合結成集会が127人の結集でかちとられた。全国から動労総連合組合員や国鉄労働者が結集し、動労神奈川と激闘をともにした県内の労働者も駆けつけた
5日東京 「児童館をなくすな」、高円寺街宣
東京労組交流センターが、杉並区高円寺で街頭大集会と「児童館なくすな」の署名行動に立った
5日広島 広島で春闘集会開く
動労西日本、広島連帯ユニオン、広島県労組交流センターの主催で、春闘集会が40人の結集でかちとられた。集会は職場で「階級的団結」と「絶対反対」を掲げて15春闘を闘いぬいている青年労働者が全体をリードして成功し、4~6月決戦への決意を固めるものとなった
10日東京 「新捜査手法」阻止へデモ
「現代の治安維持法と闘う会」が緊急に呼びかけた「盗聴の拡大・司法取引・証人隠しを許すな! 反戦運動・労働運動つぶしの治安法を廃案に! 『新捜査手法』阻止4・10デモ」に首都圏の労働者・学生・弁護士をはじめ90人が結集し、日比谷公園から新橋駅前まで怒りのデモを行った
11~12日長野 県内初の星野絵画展開く
長野市「もんぜんぷら座」で県内初の星野絵画展が開催され参加者は延べ140人を超えた。当日は中学生から年配まで幅広い層が来場。安倍政権への怒り、職場の問題、在日、滞日の人々をめぐる差別の問題など多岐にわたる議論がわきおこった
12日千葉 三里塚一斉行動
三里塚芝山連合空港反対同盟と支援は、第24回目の一斉行動に取り組んだ。千葉市の中心部で農地取り上げ判決阻止の3万人署名の街頭宣伝に取り組んだ
14日沖縄 沖縄大学の新歓講演会かちとる
沖縄大学学生自治会は「学生の力で戦争への道を阻もう!辺野古新基地建設とめよう!」と題した新歓講演会を開催した。講師は元全駐労マリン支部副委員長の水島満久さんと、全学連書記長の坂野陽平さん
14日宮城 東北大学は綿井さんを迎え講演会
東北大学では学生自治会主催で新歓講演会「イラク戦争12年と日本」が開かれた。イラク戦争を取材してきたジャーナリストの綿井健陽さんを講師に招いた。新入生を始め多くの東北大生が集まった
14日京都 京都大学は鈴木達夫さんの講演会
京都大学では「大学を反戦のとりでに」と題して鈴木達夫さんの講演会を開催した。鈴木さんは、現在の激動情勢と自らの闘いの経験を熱く語り、「実際に戦争が始まり核戦争まで準備される危機的状況にあって、労働者階級の闘いで新たな時代をつくろう」と呼びかけた
15日東京 首都圏の新歓は、鈴木達夫さんの講演
全学連と法政大学文化連盟共催で「戦争への道を阻もう! 鈴木達夫さん講演会」が開かれた
15日大阪 植木団地裁判始まる
高槻市富田園芸協同組合が「植木団地の使用不許可決定を取り消せ」と高槻市を提訴した第1回裁判が大阪地裁の大法廷で行われた。植木団地労働組合と全国水平同盟高槻支部の労働者と家族、大挙結集した西郡支部、杉並支部など全国水平同盟が総決起し、大法廷は満杯となった
16日広島 広島大学の新歓は斎藤委員長の講演
広島大学学生自治会は「時代を変える学生の行動を巻き起こそう!」と題して、全学連・斎藤郁真委員長を招いて講演会を行った。
16日福島 福島大学は布施幸彦院長の講演会
福島大学では、ふくしま共同診療所の布施院長の講演会を開いた。この日は法政大学文化連盟の武田雄飛丸委員長が朝から福大に登場した
16日福井 大飯・高浜反原発ツアー行う
NAZEN関西の取り組みとして、大飯・高浜反原発ツアーを行った。関西の各地域の労働者40人が参加し、東京からNAZEN事務局メンバーも合流して、マイクロバスで地域を回った。地域の労組の労働者の団結をかちとり、ツアー後の交流会ではツアーの感想から労働組合の役割を討論した。被曝労働拒否の闘いについて熱心な討論が行われその意義をつかみとった
17日富山 富山大は福島の椎名千恵子さんが講演
富山大学では、福島から3・11反原発福島行動実行委員会の椎名千恵子さんを招いて講演会が行われた。全学連の斎藤郁真委員長も提起を行った
19日福岡 NAZEN福岡が北九州集会
北九州市内で、NAZEN主催の「いま、福島で、世界で何が起こっているのか? 川内原発再稼働とめよう4・19集会」が開かれた。ふくしま共同診療所の杉井医師が講演した。福島から避難してきた人をはじめ北九州近郊を中心に50人が集まった
24日韓国 民主労総27万人がゼネスト
韓国民主労総は、パククネ政権打倒を掲げて歴史的ゼネストに突入した。昨年末の全組合員直接投票で選出されたハンサンギュン執行部のもと、新自由主義攻撃を打ち破る一大ゼネストになった。動労千葉の田中康宏委員長と青年部を代表して渡辺剛史さんが、ソウルでのゼネストとデモに参加した
24日東京 反原発金曜行動
首相官邸前と国会前で反原発行動が闘われた。福島県双葉町から避難している男性が、「原子力明るい未来のエネルギー」の看板標語は私が考えた。だが間違っていた。「過ちを繰り返さない」ためにもこの看板の撤去には反対だと訴えた
25日兵庫 尼崎事故10カ年、JR西弾劾闘争
尼崎事故から10年、動労千葉と国鉄闘争全国運動・関西の主催で尼崎闘争が闘われた。全国から結集した290人は、JR大再編と激突し勝利してきた国鉄決戦の地平を高らかに確認し、「動労総連合を全国へ」をさらに進めることを確認した
26日東京 杉並区議選、北島邦彦候補に2000票
杉並区議会選挙で、東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦候補は「戦争絶対反対! ゼネストで安倍を倒そう」「民営化反対! 児童館全廃を止めよう」と訴え、1998票を獲得した。48議席を70人で争う激戦の中、次点という悔しい結果となった。しかし、この2000人の決起は、戦争と民営化の安倍政権を倒す歴史的な決起である
26日大阪 泉州住民の会総会を開く
関西新空港絶対反対泉州住民の会は、泉佐野市泉の森ホール大会議室で今年の総会を開いた。会員や関西合同労組の組合員ら55人が参加し、成功した。具体的な行動方針として7月12日(日)に関西新空港反対全国闘争を末広公園で開催することを決定した。また関西空港で働く労働者を関西神門労組に獲得し、関空を中から変えていくことも確認された
27日埼玉 ジェコー本社前で抗議行動
トヨタ自動車部品メーカー・ジェコー資本による非正規労働者の解雇から6年目のこの日、ジェコー行田本社工場で解雇撤回を求める抗議集会とデモが闘われた。通用門にJAM神奈川ジェコー労組を始め30人余りが集まり、解雇撤回・非正規職撤廃、派遣法廃止の怒りをたたきつけた
28日東京 全学連先頭に国会デモ
全学連が呼びかけた沖縄デー闘争が法政大学―新橋―国会前で闘われた。行動の第1弾は法政大学でのデモだ。昼休み、法大外濠門前に結集した法大文化連盟、全学連の学生は法大生にデモへの参加を呼びかけた。当局は外濠門を封鎖し、教職員を動員しデモに学生を参加させない体制をとった。これに対して学生の怒りが炸裂した。午後4時から新橋駅SL広場前集会と国会に向けたデモが130人で闘い抜かれた
28日沖縄 辺野古新基地阻止へ2500人がデモ
沖縄デーのこの日、沖縄では那覇市の県民広場で辺野古新基地建設阻止の県民集会が2500人を集めて行われた。集会後の国際通りのデモの先頭には労働組合の旗が翻り、デモは長蛇の列をなした
28日東京 前進社国賠控訴審開く
前進社国賠の控訴審第2回裁判が東京高裁で行われた。これまで原告は、被告である警視庁(都)に対して09年10月23日に行われた前進社に対する捜索差し押さえの直後に、警察官らが作成した捜査報告に関する書類の提出を求めてきた。警視庁はこれを拒否している。徹底的に要求する
29日千葉 動労総連合定期中央委員会開く
動労総連合定期中央委員会がDC会館で開かれた。今回の定期委員会は、この間、動労総連合のすべての単組が組織拡大をしている中で、歴史的なものとして成功した。新しく結成された動労神奈川の参加と、3・14ダイヤ改定反対闘争の中でCTS(千葉鉄道サービス)の清掃労働者8人が動労千葉に加入したことが報告されると、「動労総連合を全国へ」にふさわしい高揚感に包まれた