日誌 2014年11月
月刊『国際労働運動』48頁(0461号07面01)(2015/02/01)
日誌 2014年11月
2日東京 11・2全国労働者総決起集会かちとる
全国労働者総決起集会は、日比谷野音を埋めた5700人の闘う熱気にあふれた。集会後のデモで京大生2人を含む学生3人が不当逮捕された
3日千葉 11・3労働者国際連帯集会開く
労働者国際連帯集会は、最前列に大挙結集した民主労総ソウル地域本部が陣取り、会場は300人の熱気に包まれた
4日京都 京大で公安刑事摘発
京大全学自治会同学会のもとで闘う学友は、京大キャンパスに潜入し情報収集活動を行っていた京都府警の公安刑事を摘発した。11・2労働者集会のデモで不当逮捕された2人の京大生奪還の闘いを展開していた
5日東京 法大武田君処分撤回裁判
東京地裁民事第25部で、法大文化連盟委員長・武田雄飛丸君(国際文化部3年、無期停学処分)の「無期停学」処分撤回を求める第7回口頭弁論が行われた
6日東京 都労連、29分の時間内集会打ち抜く
都労連(東京都労働組合連合)は、年功賃金解体の「白紙撤回」を求めて、都内全域の職場で29分の勤務時間内集会を打ち抜いた
6日大阪 セシリーさん招き交流
大阪市内でアメリカのロセンゼルス統一教員組合(UTLA)首席副委員長のセシリー・マイアトクルスさんを招いて「日米労働者交流集会in大阪」を実現した。65人が結集して大成功した
7日京都 京大同学会中執が記者会見
11月4日の京大潜入の京都府警公安刑事摘発事件について、京大同学会中央執行委員会が時計台クスノキ前で記者会見を行った
7日東京 法大武田君弾圧裁判開く
法政大学文化連盟委員長・武田雄飛丸君の「暴行」デッチあげ弾圧裁判第3回公判が開かれた
9日韓国 韓国民主労総労働者大会に3万人
8日、動労千葉訪韓団は、韓国の労働者大会前夜祭が開かれるヨイド公園で民主労総と再会した。訪韓団は動労千葉・田中委員長を団長に90人を超えた。訪韓団は、9日に希望連帯労組ケーブル放送(C&M)非正規職支部および公共運輸労組連盟ソギョン支部建国大分会の籠城現場を激励訪問。さらに光化門で開かれたセウォル号遺家族と金属労組の集会に参加。3万人の都心デモと合流し、44周年チョンテイル烈士精神継承!2014全国労働者集会に参加した。10日には民主労総ソウル地域本部との日韓労働者理念交流会を行い、自治体労働者などとの交流を深めた
10日千葉、11日東京、13日京都 不当捜索弾劾
11日、日帝国家権力・警視庁は、11・2労働者集会後のデモにおける学生3人の「公務執行妨害」のデッチあげを口実に、前進社本社への家宅捜索を行った。これと前後して警視庁は、不当逮捕され完全黙秘・非転向で闘うA君の実家に8日、動労千葉のDC会館に10日、京都大学熊野寮に13日に家宅捜索を強行した
11日東京 男性が安倍政権に焼身抗議
日比谷公園内で男性が焼身抗議を行い死亡した。報道によると「集団的自衛権の行使容認や、沖縄県の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する内容が記された抗議文」が残されていた
12日京都 京大抗議集会に300人が結集
「京都府警は謝罪しろ!3学生を今すぐ釈放しろ! 全学緊急行動」が京大時計台クスノキ前で300人を結集して打ち抜かれた
12日神奈川 三教組教労部会、セシリーさん招く
横須賀市内でUTLA首席副委員長のセシリー・マイアトクルスさんを招いて「日米教育労働者の集い」が開催された。三浦半島教組の組合員をはじめ約50人が集まった
13日東京 『50年史』出版を祝う
『現代革命の挑戦』上・下巻の刊行を祝う出版記念パーティが都内で盛大に開かれた
14日東京 官邸前行動、韓国の男性が訴え
第126回目の反原発行動が官邸前で行われた。韓国の男性が「川内とコリの原発を止めろ」と訴えた
14日東京 「裁判員」廃止へ最高裁デモ
「裁判員制度はいらない!大運動」が主催して、裁判員制度の廃止をめざすデモが行われた。150人が参加し、都心の官庁街からオフィス街を力強くデモした
14日大阪 学校事務労働者の解雇許さない
関西労働組合交流センター教育労働者部会は、大阪府労連集会で横断幕を掲げ、ゼッケンをつけ、「学校事務労働者への雇い止め解雇絶対反対」のビラ配布活動をやり圧倒的な共感を得た
15日東京 鈴コン勝利・団結集会に180人
東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の内尾稔委員長、吉本伸幸書記長、鈴木善弘会計の3人が職場復帰する2日前、「鈴コン勝利・団結集会」が180人を集めて開かれた
16日千葉 三里塚一斉行動〝第3滑走路阻め〟
三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は、19回を数える成田空港周辺地域での一斉行動に立ち上がった。北原鉱治事務局長は、スポット演説で「住民を無視した新滑走路建設こそ、48年前の閣議決定から変わらない成田の本質を表している。絶対に認めることはできない」と訴えた
17日東京 鈴コン分会、職場に復帰
板橋区舟渡の鈴木コンクリート工業の工場前に、3年前の解雇を完全撤回させて職場復帰する東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の内尾稔委員長、吉本伸幸書記長、鈴木善弘会計の3人が登場した。門前に40人の支援・共闘の仲間が結集した
18日韓国・香港・日本 3国で抗議行動
投機資本MBKパートナーズに対する3国同時の抗議行動が闘われた。MBKは韓国のC&Mの大株主であり、希望連帯労組C&Mケーブル放送非正規支部の労働者109人を雇用継承せず解雇した張本人だ。東京では赤坂にあるMBKパートナーズ東京事務所前に動労千葉の川崎昌浩執行委員を先頭に17人が集まり抗議した
18日東京 怒りの国会前行動
参院内閣委員会でのテロリスト財産凍結法案の採決強行に対して怒りの国会前行動がたたきつけられた
18日東京 武田君弾圧裁判、弾圧職員徹底追及
法大文化連盟委員長武田雄飛丸君の「暴行デッチあげ弾圧裁判第4回公判が東京地裁刑事第10部で開かれた。弾圧職員を徹底的に追及した
19日東京 対テロ3法成立弾劾
参議院本会議でカンパ禁止法(=テロ資金提供処罰法。改悪案が14日に可決成立)に続き、「国際テロリスト財産凍結法案」と「犯罪収益移転防止法案」改悪案の採決が強行され、可決・成立した。弾劾の緊急行動が行われ、霞が関から銀座をデモした
20日宮城 東北大学で11・20学生大会
東北大学で、学生自治会執行部選挙が白熱的に闘われているなかで、自治会の主催で「安倍政権を倒すぞ! 京大生と連帯し戦争とめよう! 11・20学生大会」を開催した
20日広島 広大自治会、公安侵入事件を追及
前期に学生自治会が提出した浅原利正学長宛て「公開質問状」への大学側の回答と、それへの質疑応答の場を開くことができた。公開質問状は、広大内での公安警察の日常的徘徊・監視活動の判明を大学に突きつけその責任を追及したものだ。この闘いで当局に「大学自治」を認めさせた
21日東京 YGK本社に抗議行動
有機合成薬品工業(YGK)によるいわき合同ユニオン組合員・K君の不当解雇に対し、首都圏の支援の仲間、K君の家族とともに人形町の本社に抗議行動を行った
21日東京 反原発金曜行動
川内原発再稼動を狙う安倍政権を徹底的に弾劾する金曜行動が、首相官邸前、国会前で行われた
21日東京 逮捕の3学生を奪還
安倍が衆院解散を宣言した日、11・2労働者集会後のデモで不当逮捕されていた3学生が全員不起訴で奪還された
21日東京 迎賓館・横田爆取裁判
「迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会」は、差し戻し上告審闘争の一環として、須賀武敏・十亀弘史・板垣宏の3同志を先頭に13人が集まり、最高裁への申し入れ行動を闘いぬいた
24日 山本雄一同志の逝去を悼む
24日発行の『前進』は、山本雄一同志の逝去を悼む追悼文を掲載した。それによると山本同志は、10月17日午後6時55分、大腸がんとの壮絶な闘いの末逝去された
25~28日宮城 東北大自治会選挙に勝利
11月25~28日に行われた東北大学学生自治会選挙で、全学連副委員長・澤田光司君(工学部2年)を先頭とする3人の統一候補が、総得票数755票のうち394票の信任票を得て信任された
27日東京 鈴木弁護士が衆院選へ出馬を表明
東京8区(杉並区)から衆院選に立候補する鈴木たつお弁護士は、出馬を表明する記者会見を開いた。東京弁護士会館の記者会見には、前進社を含め主要8社が集まった
28日東京 金曜行動、〝今こそ安倍倒せ〟
総選挙が切迫する中で官邸前と国会前の行動では、今こそ安倍を倒せとの怒りの声が強く叫ばれた
29日 11・29星野全国集会を開く
「100万人の署名で星野文昭さんを取り戻そう! 11・29星野全国集会」(主催・全国再審連絡会議)が四谷区民ホールで開かれ、全国から400人が集まった
30日大阪 植木団地を守るぞ、290人が集会デモ
「植木団地追い出し絶対反対!安倍を倒せ!全国総決起集会」が、大阪府高槻市が明け渡し期限とした日に、植木団地のどまんなかで開催された。全国から290人が結集した
30日東京 労働者集会を総括する実行委員会
11・2労働者集会を総括するための実行委員会が都内で開かれた
30日福岡 NAZEN福岡結成3周年集会が成功
福岡市内でNAZEN福岡結成3周年集会が65人の結集で大成功した